「この子はまだ、夏を知らない」 というCMがある。 洗剤のCMのような気がしていたが、今調べたら、パンパースだった。 それはどうでも良い。
私が気になったのは、このCMで、母親が乳児の隣りに添い寝している事。 「これはCM上の演出です。危ないので、実際にはやらないで下さい」との注意書きも無い。 怖いよ。危険だよ。 どちらかが寝返りを打って、赤ん坊が母親の下敷きになったらどうするんだ。 昔は、危ないから添い寝しちゃ駄目!というのが当たり前だったと思うが、今は恐ろしい事に、寧ろ母親とのスキンシップが大切という理由で、推奨されているとも聞く。 しかし実際、添い寝による事故は起きている。 「FBI 失踪者を追え!3」にもあった。このドラマは勿論フィクションだが、母乳を与えながら添い寝する母親が寝入ってしまい、赤ん坊が母の乳房で窒息死してしまうという事は、現実にあり得えないとは言い切れない。
そして実際に起こった事故もある。 朝起きたら、生後1月にも満たない赤ん坊が、母親の下敷きになって死んでいたのだ。 どんだけ寝相が悪いんだ母親。という問題ではないと思う。 そんな風に母親に殺されたのでは、赤ん坊が可哀相である。 幾ら可愛くても、独り寝が可哀相でも、赤ん坊は別室にベビーベッドで寝かせるという、欧米風のやり方が良いのかも知れない。
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