歩いたので疲れた。 引き籠もりのもやし人間なので、大型ショッピング・センターの中を散策しただけで疲れるのだ。
帰宅して、足がだるい〜と嘆いていたら、主人が呆れつつも、 「これ貼っとくといいよ」 と、薬箱から探して、サロンパスを渡してくれた。 どこに貼ればいいかわかんない〜と足を出すと、足の裏、土踏まずの辺りに貼ってくれた。 もっと酷い時は、CMのように、足の甲にも貼って挟むようにするといいらしい。 あのCMが流れるずっと前から、主人は足がだるいと、こうやって疲れを取っているのだという。 ぽっぽぽっぽしていた足の熱が、すーっと取れて行くようで、何だか気持ちいい。
夜、お風呂に入る時にサロンパスを剥がした。 蛇口を捻ると、お湯が出るまでに少し時間がかかる。 その水が、いつになく冷たい。 まるで、季節が冬に戻ったみたいだ。 お風呂から上がってから気が付いた。サロンパスのせいだ。 サロンパスのひんやり感が残っている足に水をかけたので、あんなに凍えそうに冷たかったのだ。 次回は気を付けようと思うが、それまでに忘れそうだ。
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