2007年02月24日〔土〕天使な悪魔追加。
一昨年12月、京都の学習塾で、小学6年生の女の子が殺された。 殺したのは、大学生のアルバイト塾講師・萩野裕24歳。 その裁判が京都地裁で行われたが、求刑無期懲役に対して、判決は懲役18年であった。
遺族は「検察には控訴して欲しい」と言う。 気持ちは解らんでもないが、現実的ではない。 判決としては、まあ、妥当だろう。 と言うか、弁護側の頑張りが足りなかったのではという気もする。 でもまあ、アスペルガーとか精神的に追い詰められていたから心神喪失とか耗弱とかいう方向に持って行くのは、どうにも嫌いだ。 障害者を差別するなーとか言うなら、刑法39条を無くさなくちゃな。
この被告を弁護するつもりはさらさら無いが、あの年頃の女の子って、生意気なんだよなー。 (自分も嘗てそんな糞生意気な餓鬼の1人だったので判る。思い出したくない過去だ) しかもその両親から塾を通してクレームが付いたというのでは、塾講師としてプライドが傷付くのは理解出来る。 勿論それで普通殺そうとか思わないけれど、ムッと来るのはよーく解る。 文句付ける位なら、親が自分で教えろよ!!と思うもの。 少なくとも親は子供に、教師或いは講師に生意気な態度を取らないよう、躾ける事が大切であると思われる。 だから、コメンテーターなどが阿呆のように繰り返す、「被害者に非が無い」なんて事は、私は全く思わないのだ。
という話を現役教師としていたら、 「でもムカ付く子供を片っ端から殺していたら、切りが無いよー」 と言っていた。 そんなにいるのか……教育現場は大変だな。 「でも、ムカつく子供より、ムカつく親の方が遥かに多い」 んだそうで。 やはり親が問題だよな。
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