天上天下唯我独尊

2007年02月01日(木) 巫山けた鬘

突き指をしたようで、右手の指が痛い。
しかも、突き指をした記憶が無い。
一寸嫌な痛みだったので、一応病院に行ってみようと思い立った。
万が一、後で指が動かなくなったりしたら困るので。

しかし今日は、1日中家にいるつもりだったので、頭が大変な事になっている。
そろそろ散髪に行きたいと思いつつも、現在行き付けの美容院は無し→どこかいい美容院無いかなあ→情報誌等で探す→次第に面倒になって来る→予約の電話を入れるのも面倒→まあいいや。
そして現在、どうにも纏まりようの無い髪になっているのだ。
これは、前回行った美容院が大外れだったからに他ならない。
こんな時には、帽子で誤魔化すに限る。

レントゲン撮っても異状は見られないし、大した事無いと言われた。
湿布をして、余り指を使わなければ直るだろうと。
取り敢えず、ほっとした。
その時、出し抜けに医者が言った。
「面白い帽子被ってるねえ〜。それ、自分で作ったの?」
「いっ、いいえ……買いました」
私が被っていたのは毛糸の帽子で、頭の天辺にボンボンが、耳の横には三つ編みの毛糸がぷら〜んと下がっているタイプであった。
「スキーでもやるの?」
「いえ、スポーツは全然……」
ラフな格好のまま出掛けたので、合う帽子がこれしか無かったんだよう。
その後私は処置室でも、看護婦さんから同じ質問を受けたのだった。
しかも、
「可愛い帽子ねえ〜」
とボンボンを撫でられた……。
スミマセンでした、年甲斐も無く変な帽子被ってて。


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