「近未来通信」という言葉は、少し前の社長の失踪騒動以前にも聞いた気がするのだが、気のせいだろうか。 こういう詐欺事件は後を絶たないが、どうして皆、自分だけは大丈夫だと思って騙されてしまうのだろう。 私の座右の銘は「人は信ずべし、信ずべからず」なので、大金を他人に賭ける人の気が知れない。 騙されているのかもと疑いつつ騙される人は多いが、騙す方は上手に騙すのだろう。 投資って、怖いなあ。 あ、村上ファンドの200万円/年は魅力的だったけれどー。
近未来通信は、3,000人から400億円を集めたという。 1人あたり13,333,333円という事か。 お金って、持っている人は持っているのねえ……。 そう言えば、平塚5死体事件の岡本千鶴子に1000万だか3000万だか貸していたという老夫婦がいたが、ある所にはあるもんだと吃驚した。 それより吃驚したのは、どうして全く返済しない人間に、乞われるままに次々とお金を貸したのかという事である。 普通、前のお金を返して貰わない事には新しく貸さないというのは、基本だと思うんだけどなあ。 人が良いのを通り越して、馬鹿じゃないのと思ってしまった。 そしてまた、金があって貸してくれそうな人を嗅ぎ分ける能力を持つ人間がいるものなのだ。 自分の身は、自分で守らないとな。
|