「小泉政権になってから格差が広がった」と最近になって騒がれている。 本当にそうなのだろうか。 それから「格差は良くない!」みたいな論調が幅を利かせているが、果たしてそれは正しいのか。
格差はあって当然だと私は思う。 そもそも人間の能力や性質なんて、一人一人によって違うのだ。 格差の無い社会を!などと言っているのは、共産主義者ぐらいだろう。 そして共産主義なんて、今や世界の至る所で崩壊している。 一方では「ホリエモンは拝金主義が生み出した社会の歪み」などと言っておいて、もう一方では格差を無くせと叫ぶ人々は、自分こそが拝金主義者だと判っていないのだ。 本当にお金が全てではないと思っていたら、他人と自分の収入を比較して落ち込んだり怒ったりする事はないし、そもそも他人の収入に関心など持たないだろう。 矛盾している。
その点、うちの主人は全くあっけらかんとしている。 「今日、職場で、役職が1番偉くなってから退職した場合、退職金が普通のと300万違うらしいって皆が話してた」 と言うので、 「それで、幾ら位貰えるの?」 と訊くと、 「さあ? 元々幾らなのかも知らないや」 と首を傾げるので拍子抜けしてしまった。 この人はホントに……。 ここまで来ると、もう一寸関心持って下さいよと言いたくなるが。
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