天上天下唯我独尊

2005年12月22日(木) 超能力者・おそなえもち君

スーパーに行くと、クリスマスグッズに混じって、お正月用の飾りが目に付く季節になった。
置き場所も無いので、クリスマスが終わったら買おう。

TVを見ながらダーリンに寄りかかり、何気なくお腹に腕を巻き付けた。
「一寸、太ったんじゃないの?」
「そうかも。夏の間は少し痩せていたんだけどねえ。まあ冬だし」
「ぷにぷにしてて、お供え餅みたいねえ」
と口にしてみて、私はハッと閃いた。
裸で正座させて、頭の上に蜜柑を載せてみたい!
「ねえねえ、いい事思い付いたんだけど」
「載っけねえよ」
「!」
私、まだ何も言っていないのに!
「どうして? ねえ、どうして判ったの〜!?」
「絶っ対、載・せ・ね・え・よ〜〜だ!」
うひゃひゃひゃと笑い転げながら、私は尋ねる。
「どうやって私の心を読むの? 教えてっ」
「シオンはね、時々この辺がパカッて開くの」
と言って、彼は額の真ん中で両手を開いてみせた。
「おでこが開いて、中が丸見えになるんだよ」
そんな馬鹿な事があるかーい!


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