飛行機に乗った。 貧乏人御用達のエコノミー席なので、肌が乾燥するとか足が冷えるとか浮腫むとか、色々と聞いていたので、事前にある程度の対策を立てた。
・乾燥対策として、化粧水シートパックを持ち込む。 →そんなに乾燥していなかったので、使わず。 ・履き物として、ボロボロになった自宅用トイレスリッパを持ち込む。 →機内にスリッパは用意されていたので、無くても良かった。飛行機会社にもよるのかな。 ・レッグウォーマー代わりにユニクロフリースから切り取った袖を履く。 →なかなか良い。袖を切り取ったマイクロフリース・ハーフジップは、マタギ風チョッキとして使用。袖がごろつかないので、細身のコートの下にも着れる。今回限りしか使わんので、レッグウォーマー買うのは勿体無かった。そして成田でポイ。
失敗した〜と思ったのは、マスカラ。 今まで使っていたのがスカスカでどうにもならなかったので、新しいのを持って行ったのだ。 往きの飛行機で観た映画は、「隠し剣 鬼の爪」。 藤沢周平だよ。(読んだ事無いけど) これで泣かずにいられますか。 松たか子、いい女優だなあ。リアルでは私の大嫌いなヘビー・スモーカーらしいが、そんなのは微塵も感じさせない。 観終わってトイレに立って、あら吃驚。 涙でマスカラが落ちて、パンダになっていた……。
教訓:マスカラはウォータープルーフかどうか確認する事。仮令撥水使用であっても、マスカラコートは必需品!
幸い綿棒は携帯していたので、必死で落としましたとも。
因みに、帰りの飛行機で観たのは「チャーリーとチョコレート工場」。 原題は「Willy Wonka and the Chocolate Factory」なのに何故チャーリーが取って代わったのだろう。 子供向け映画だから、子供を主役っぽく仕立てた方が子供受けが良いという、配給会社の魂胆か。 それでも、まあまあ楽しめた。 ウィリー・ウォンカのぶっ飛びっぷりがいい。 勿論、「隠し剣」>「チャーリー」だけど。
今の飛行機って、映画や音楽だけでなく、ゲームも付いているのね。 ただ、画面が小さ過ぎて、目が疲れてしまう。機内は暗いし。 折角おフランスの田舎の景色をバスの窓から見て、目に優しい生活を送って来たのに、全部相殺されてしまいそう。寧ろマイナスか? そしてエール・フランスなので、説明は全部仏蘭西語か英語……ゲームしようにもルールがわからないなあと思っていたら、一緒のツアーのご婦人が詳しい事! 何と、お孫さんとよくゲームをなさるそうで、一寸やってみれば大体わかるんだとか……凄いわあ。しかも強い。しかもハマってるし! 実はゲーマーだったのか……と、意外な一面を垣間見る事が出来た。
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