天上天下唯我独尊

2005年09月16日(金) 代議士夫人の条件

民主党党首選に、小沢一郎は立候補しないのだとか。
じゃあ立候補じゃなくて推薦なら党首選に出るの?と一瞬思ったのだが、そういうのは無いのね。
前原さん(今まで顔も名前も知らなかった)対菅さんという事は、新旧対決って事なのかしら。
それにしても、菅さんって出たがりだなあ。
もしかして小泉並みに目立ちたがり屋?
まあ、政治家なんてそんなものか……。
私の中では、一遍転けた菅さんは、既に過去の人なのだけれど。
そういやこんな川柳があったな。

かいわれを 食べてた頃が 花の人


もう潔く散ったらいいのに、まだ返り咲く気か。
こんなごたごたを見ると、民主党が政権取らなくて正解だったのかもと思う。
でもなあ、自民党で正解とも思えないんだよな。
最近TVで見かける、自民党の比例選出の1年生議員26歳を見ると、こんな奴が自民党の数合わせのために血税を貰っていいのか?と非常に疑問に思う。
「こんな馬鹿っぽい若造が代議士になっていいのか? こんなバカゾーなんかより、貴方が立候補したら良かったのに!」
と私が怒ると、ダーリンが言った。
「嫌だよ、国会議員なんて。家の中でさえ政権を取れないのに、国会議員になってもな」
まるで、私が尻に敷いてるかのような言い方である。
「そんな事無いでしょ。それに、貴方はこんな田舎で燻っているべき人じゃないわ。貴方には、救世主を探してサポートするという重大な使命があるんでしょ!?」(註:ヘンな宗教とかではない。なんかね、彼は若い頃に、そんな思いに駆られた事があるらしい/笑)
「いーやーだ。僕が国会議員になったって、自分の思い通りに国を作れる訳じゃない。それより、人を思い通りに作れる今の仕事の方が、ずっと遣り甲斐があるよ」
意外な返答に私は驚いた。
「あら、今の仕事が好きなの?」
「そりゃそうだよ。どうしてシオンは僕の仕事を辞めさせたがるんだ。第一、代議士の妻なんてシオンに務まらないだろ。うちの主人を宜しくお願いします、って色んな人に頭を下げなきゃならないんだよ? シオン、人に頭を下げるの嫌いだろ」
「うん、大嫌い。それにお辞儀は身体に良くないって、こないだの『本当は怖い家庭の医学』(9月13日放送分)でやってたもん。だから健康のためにも、頭なんて下げない方がいいのよね!」
と私がキッパリ言うと、彼は、
「シオン、それは違うぞ……」
とがっくりしてしまった。


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