後追い日記は、主に読書の記録を。
フリーマントル「シャングリラ病原体」読了。 上下巻です。まとめてコメント。 上巻は、比較的時間をかけて読みました。大概、最初の方って色々と説明が多いので、 読むのに時間がかかるんですよね。 世界背景、登場人物などなど、頭に詰め込む情報がたくさんありますからね。
極地の氷の下から蘇った、生き物の老化を加速する未知の病原体。 その正体と治療法を見つける為に、米・英・仏・露のプロジェクトは動き出す。 世界的パニックになる前に、良い結果に辿り着くことができるのか?!
個性的な研究者や政治家たちのドラマが繰り広げられます。 主人公贔屓の私は、気候学者・ジャックにひたすら肩入れして読みました。 色々と個人の思惑はあるけれど、みんな、この病気を何とかしたいという気持ちは 持っていて、その1点でひとつになっている。 ただ1人、何となく外れっぱなしのロシアの科学者・ライサの存在には、ラスト近くまで ず〜っとイライラしちゃいましたけど。 私はこういう、何かを遂行しようとするプロジェクトものが大好きなので、下巻は ノンストップでガシガシ読みました。
面白かった!
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