絶えることなき命
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2005年07月22日(金) 夏本番


 毎日暑くて茹だっている美蘭です。
 朝もセミがうるさいうるさい。すっかり夏本番って感じですね〜。

 連休に、温泉へ行ってきました。
 いわゆる「秘湯」と言われるところへ2ヵ所行ってきたのですが、さすが秘湯。

 1つはテレビの地上波すら届かない。
 2ヵ所とも携帯は当然圏外。

 地上波が届かないのには驚きましたが、他にも色々とビックリ仰天な旅でした。

 1つめの旅館に着いたとき、物凄い数の人だったんです。玄関は団体さんでいっぱいでした。

 どこが秘湯だ。

 おまけに部屋に置いてある案内冊子を見ていたら、注意書きのところに、

 「体調が悪くなって救急車を呼ぶと病院に到着するまでに2時間かかりますので無理せずにお申し付け下さい」

 みたいなことが書いてあったんです。
 2時間ですよ、2時間。医者を常駐させとけ。せめて看護師でもいいから。
 しかも山の中なので登ったり下ったり蛇行運転が続くわけですよ。いくら救急車であろうとも曲がりくねった道を一般道みたくスピード出して走るわけにいきませんものねぇ…。秘湯って怖い。


 そして2つめの温泉に向かう道中でもハプニングは起こりました。
 ここも山の中で、アップダウンの激しいくねくね道だったわけなんですが、カーナビをね、設定してたんですよ。ナビの案内に従って運転してたわけです。
 ある地点まで来た時あと10分で目的地周辺だと表示が出たんですが、周りを見渡すと崖と木しかないんです。建物がありそうな気配すらない。本当に着くのかと不安に駆られつつ、でもナビの示す方向へ(今更Uターンも出来ないような細い道なので)進んでいきました。
 で、10分後。

ナビ「目的地周辺です。運転お疲れ様でした」

 オネエサン。
 ここ、道のど真ん中なんですけど。
 右はロッククライミングが出来そうな石の壁、左は木が鬱蒼と覆い茂った崖。建物の「た」の字もありゃしねぇ。
 ここで案内終わりっすか!?ナビゲーションなんだから責任持って送り届けろよ!!
 と機械に怒ったところで状況が改善するわけでもなく、ここで立ち往生しているわけにも行かないのでとにかく車を進めるご一行。
 さらに10分後、ようやく視界が開けて旅館を発見!!
 車内は感動の嵐でした(笑)。

 いやあ、秘湯ってコワイですね。うん。


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