日々是迷々之記
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2006年02月23日(木) さらば仕事、そしてバイクの日々が来る

朝5時に起きて8時半に派遣会社に電話した。気持ち的にもう仕事はできないとのことを伝えると、そうでしょうね、という感じで受けとめてもらった。もともと向かない仕事を勧めてしまって悪いなあと思っていたようだ。最終日に挨拶に行くのもついてきてくれるらしい。

仕事のことが一段落して私は眠った。夢は見ない。幸せな睡眠。再び目が覚めたのは夕方3時だった。「ああ、もうデータ入力はしなくていいのだな。」と思うと安心する。お茶を飲んでひといきついた。

さて、買い物に行くかと思いつつ、カブの整備を先にしないといけないなあと思った。実は2週間前、家人が自分のバイクを整備していてバッテリーのビスをなくしてしまい、カブから外していったのである。私はなんつー自分勝手やと思いつつ、別のバイクでバイク屋さんに行き、ビスをもらってきたのである。

家人は少しは悪いと思っているらしく、俺が付けておくから、と言いつつ平日は帰るのが遅いし、週末はバイクで出かけてしまう。ということで可哀想なカブはバッテリーのカプラーを外されたままさびしく駐輪されていたのだった。

よっこらせと買い物の道具とヘルメット、そしてもらったビスを持ってカブのところへ行く。カブは5年目だが、バッテリーは買ったときのまま。一度も開けたことはない。10円玉でカバーを外して10ミリのスパナでバッテリーケースのカバーを外してカプラーを接続。そして元通りにカバーをかぶせてキックを蹴る。7回目くらいでやっとエンジンがかかる。元々バッテリーが弱っているのでこんなもんか。なんとなくすまないねぇという気持ちで断機をする。

実はカブを手放そうかなと思ったことがあった。VTR250を買って、そっちばっかり乗っていた時期だ。元々カブはかなりブレーキがしょぼいので荷物を積んだときなどはブレーキングにかなり気を遣う。危ないからもう乗らんときや、というのが家人の意見だ。まあそれも正しい。確かにカブのブレーキはしょぼくて、何度もリアがずるずると流れた経験がある。しかし私は、そのたんびにカブってしょぼいなと思うよりは、カブにはカブの走らせ方があるのだなあと思ってきた。急ブレーキは御法度なのだ。

しかし、灯油、5リッターのペットボトル入り焼酎などを買うときはカブでないとだめだ。一度歩いて灯油を買いに行ったことがあるが、帰りに手が死にそうになった。

買い物に行って、カゴ満載のたべものを買った。もちろん焼酎5リッターも鎮座している。ついでにホームセンターに行って、オイル交換用の廃油を入れる箱を買った。明日は会社に行かなくていいのでプチ整備日なのだ。

家に帰って手を見た。昨日の晩、クリームで手をマッサージして、マニキュアまで塗ったというのにもうガビガビになっている。いやはや。塗り直しは苦手なので剥がして終わりだろう。バイク乗りの女子はどうやってその美を保っているのだろう。

明日オイル交換とタイヤの空気圧チェックをしたら、月曜日はどっかに走りに行こう。距離は長いほどいいような気がする。あったかいほうへ。


nao-zo |MAIL

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