日々是迷々之記
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2004年06月30日(水) マンガ原作ドラマのかなしさ

内田春菊さん作の「南くんの恋人」をテレビドラマでやるらしい。私も中学校の時にものすごくこのマンガ(いわゆるガロ系のマンガ全般だが)に衝撃を受けた人間として、一応サイトをチェックしてみた。

結果。知らなきゃよかった、と思った。深田恭子ちゃんがちよみ役。彼女が小さいというのは想像しがたいが、かわいいのは事実なのでいいとして、南くん役が嵐の人というのは興ざめである。全然ちがうだろーが。あの物語は、さえない中肉中背のおっさんみたいな南くんがかいがいしく、お裁縫や、炊事などをするところがすごくいいのに、容姿の整った少年がやったって原作の魅力半減だと思う。ハリウッド映画で言えば、「ニコラス・ケイジが子煩悩」的なよさと似ていると思う。

イメージでは「世界仰天ニュース!」で中国へ痩せに行った加藤大くんくらいの感じでぴったりなんだけど。でも、それじゃきっと数字が取れないからダメなんだよね、ともっともらしく大人の意見を述べてみたりして。

まんが漬けの若者時代をおくってきた者として、是非、ドラマ化してほしい作品がいくつかある。まず、山岸涼子の「アラベスク」。一条ゆかりの「デザイナー」。吉田秋生の「バナナフィッシュ」。あと、「ジョジョの奇妙な冒険」「王家の紋章」も見てみたい気がする。って、デザイナー以外はどうやってやるねんって作品ばっかりだけど。でも、これらを原作の感動をそのままにイメージを崩さずにドラマ化できたら、それはめっちゃおもしろいと思う。

余談だが、吉田秋生氏は「バナナフィッシュ」を連載していたとき、エイジのイメージは野村宏伸だと言っていたような気がする。確かに初期のエイジは後の方に比べるとちょっと顔がふっくらしていて、野村宏伸っぽい。が、今野村宏伸はどうしているのだろう。「メインテーマ」「ボビーに首ったけ」「キャバレー」くらいまでは覚えているが…。(ってファンだったんかい。)

とりあえず、「南くんの恋人」は初回くらいは見ようと思う。忘れてなかったら。


nao-zo |MAIL

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