日々是迷々之記
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この場合のアマゾンは本とかCDとかを売っているあのアマゾンのサイトのことである。ずっと前に買い物をしたのだが、期間内に税込1万円以上買い物をしたら1000円分の金券をあげますというキャンペーンのダイレクトメールが来た。
その金券で本を買うことはできないようだが、よく考えれば本を1万円分買って、金券をもらってからDVDなどを買えばいいではないか。ということで私は日頃密かに買いたいと思っていた本をリストアップした。すると合計金額9950円。50円の本ってあるんだろうか?文庫本でも買おうかなと思いつつも、文庫本を買うときは出会いを大切にしている(ふと思いついたときにさっとキオスクや初めての書店で買うのがいいのだ。)のでうーんと悩んでしまった。
何となくCDのところに入って、大安売りコーナーを覗くとt.a.t.uのロシア語バージョンのアルバムが、何と500円(新品)だった。かなり音はチープで一昔前の自主制作盤風らしい。おもわずカートに入れてしまった。
このへんがアマゾンの恐ろしいところだと思った。別にリアルなCDショップで「t.a.t.uのロシア語バージョンのアルバム」が500円で売られているのを見ても多分買わないような気がするのに、何故か買ってしまう。通常なら、好きなアーティストのところと新譜のところくらいしか見ないので、特にt.a.t.uに目がいくことはないと思うのだ。
アマゾン的な品物の陳列の仕方(検索したときの出て来方)は妙なところから購買意欲を刺激してくる。たとえば、CDのところで「やしきたかじん」を検索すると、一番最近のシングル「My Memory」が一番のところに出てくるのかと思いきや、一番は「ガンダムシングルヒストリー」である。何でやねんとクリックして詳細を見てみると、何と、昔たかじんはガンダムの主題歌を歌っていたのだ。レビューを読むと、森口博子も歌っており、それが彼女のデビュー曲だったことなど、たかじんとは全然関係ない情報まで知ってしまう。
ちなみに「やしきたかじん」検索の第二番は「大阪ソウルバラード」関西人と一部のものずきな人しか買わないと思われるアルバムだ。(私は持っているが。)ずっと見て行くと、その「大阪ソウルバラード」は「2」や「番外編」まで出ているではないか。「番外編」には海原千里万里(千里は今の上沼恵美子)の「大阪ラプソディー」や、寛平ちゃんの「ひらけチューリップ」が収録されている。いやーどういう購買層を狙っているのだろうか。
そんなこんなで一度アマゾンのサイトに足を踏み入れると、なかなか出てこれなくなる。まだ、「この本を買った人は他にこんな本も買っています。」も突っ込みたいところだが、それはまた後ほど。
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