日々是迷々之記
目次


2004年04月22日(木) 春だから変な奴

この2,3日、急激に暖かくなり日中はほとんど夏気分。自転車で通勤するときは半袖で良いくらいだ。が、良い季節になったとのほほんとばかりしていられない。春は思わぬところにやってくるようだ。

友人から携帯電話にメールが来た。読んでみると暴漢に襲われ寝込んでいるらしい。なんのこっちゃと友人のウェブ日記をを読んでみて愕然とした。乗り換えの駅で電車を降りたとたんにすれ違いざまブラジル人の3人組に頭を蹴っ飛ばされ、倒れたところを馬乗りになってしばかれたらしい。幸いにもメガネが吹っ飛んだだけで大事には至らなかったが、走ったり、歩いたりすると首に響く状態らしい。おいおい、大丈夫か…。

幸いにもすぐに3人組のうち2人は捕まったが、咄嗟のことで顔を完全には覚えておらず刑事事件として立証することは難しいらしい。いやはや。

翌日、晩の8時頃にスーパーに行こうとマンションの外に出た。自転車に向かって歩き出すと、一階の角の部屋のベランダの手すりに人が立っていた。何か作業でもしてはるんやろかと思ったが、その部屋はマンションの集会室として使われており、人は住んでいない。私は、あっ!と思い駆け寄ったが私に気がつきその手すりに立っていた男性は走り去った。

それを即座にマンションの管理人に告げたが、顔色ひとつ変えずに見に来るも何も対策を取っていないようだ。警察も来なかったし。こんなときは管理人なんかいなければいいと思う。自分で警察に通報すればそれなりの対策も取るだろうし、見回りにもくるだろうにと思うと管理人がうざい。

そして翌日。自転車で通勤している私は横断歩道で信号待ちをしようと横断歩道の手前で停車した。そのときその10メートルほど手前で折りたたみ自転車に乗った若サラリーマンを追い越した。彼は日差しを避けるように木陰で停車して、植え込みのへりに足を乗せていたのだ。

私は彼がそこにいるのを知っていたが、彼が信号待ちをしているのかどうかは定かでないし、彼と横断歩道の間にはスペースがある。私は彼を追い越し、横断歩道のすぐ手前に停車した。それが気にくわなかったのかもしれない。その男は異常なまでに大きな音で舌打ちし、独り言を言い始めた。俺様の前に入るなよ…、順番だろ…、後は聞き取れなかった。すぐに信号は青になり、そのぶつくさ男は鬼のように自転車を漕ぎ、私を含む周りの人間を唖然とさせ走り去っていった。

ああ、こういうときにあとちょっと運が悪いと刺されたりするんだろうなと私は感じた。「何もしてなくてもやられるときはやられます。」前出のしばかれた友人の言葉が頭の中で回る。いつから街はこんなふうになってしまったのか。

春は特定のひとたちの頭の中にやってくる。気狂いの春、なのかもしれない。


nao-zo |MAIL

My追加