日々是迷々之記
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| 2004年03月11日(木) |
派遣社員という生き方 |
「生き方」なんて大層なもんでもないが、他にうまい言い方が思いつかなかったのでとりあえず。
最近いろいろと問題をかかえていて、解決の糸口を見つけるべく派遣の雇用について考える勉強会をネットで見つけて参加してみた。3時間、その道のプロと、当事者が話し合いをする。15人ほどで一つのケースについて意見を出し合い、どのようにして解決してゆくかを話し合う。大変建設的だ。裁判にならない限り、一切無料というのが信じられない内容の濃さだった。
わたしのケースは私の見解が正しく、法律的にも正しさが裏付けられたので、終わってみると足下のごろごろとした石が小さなかけらになって歩きやすくなったような感覚だ。
現段階では具体的に書けないけれども、派遣会社が、というより私の担当者はかなり問題があるなぁというのが皆の意見だった。全て解決したら顛末をここに記そうと思うが。
私のケースについて話し合ったあと、他の人のケースについても耳を傾けていたが、専門家の人の言葉で印象に残るものがいくつかあった。
「派遣会社はスタッフをお客とはつゆほども思っていない。」 「派遣会社はうるさく言ってくる人間にはちゃんと対応するけど、何も言ってこない人は放りっぱなし。」
悲しいけれどこれらは真実だと思う。極端な話、給与明細とタイムシートをつきあわせただけで微妙なずれがあるのは良くあることだ。が、時間数が正しいかどうかをチェックすらしない人もいるし、おかしいなと思っても声をあげない人もいる。それが自分の中で納得できていればそれでいいと思うけれど、私はそういったものは正しく、クリアであるべきだと思っており、ちょっとしたことでも言うし、時に声を荒げることもある。
「何もかも思い通りになるとは思わないでくださいね!」と言われて電話をたたき切られたこともある。ずっと3ヶ月更新だったのに、来月からは1ヶ月更新にしてくださいと言われたとき、それなら更新はしないと言っただけなのだが。結局派遣先から「辞められたら困る。」ってことになり、そのまま3ヶ月更新になった。
その後、飲み会かなんかのときにそれとなく、派遣先の所長になんで一ヶ月更新に変えたいと思ったのか聞いてみたら、「いやー、最近、めっちゃ景気悪いやろ?」とのことだった。それだけかよ…と思いつつ、考えの浅い経営者とはこんなもんだと知った上でそれを諭すのが派遣会社の営業の腕の見せ所ではないのかと思った。
もちろん派遣会社にも立派な営業はいるが、私の経験からして、若くて安物のスーツを着て、笑顔が変にサワヤカなやつは大体変な奴である。
企業にもスタッフにもいい顔をしようと人当たりだけはいいが、底が浅く、勉強もしないから、誠実な対応ができずにボロが出る。そこで本性が出てしまい、(本人はフレンドリーな感じを出しているつもりらしいが)タメ口をきくようになり、後は子供としゃべっているような状態になってしまう。怒ると口からでまかせで嘘を吐き、困り果てるとだんまりを決め込む。子供ならしょうがないのかもしれないが、派遣会社の営業は大学を出て、それでメシを食っているのである。そういう奴に限って嫁も子供もいたりするから世も末である。
ということで、派遣を続けていくのなら今以上の理論武装をしなければいけないし、自分に自信をもって毅然といなければ負けて(騙されて)しまうと感じる。(派遣関係の法律はころころ変わるし派遣会社も把握していないことがよくある。だからといってスタッフ側が知らなくていいわけではもちろんない。)
愛嬌より仕事能力、知識、自信。派遣社員の必要なものはこの3つだと思う。
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