日々是迷々之記
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| 2003年09月19日(金) |
換気扇との死闘。その記録。 |
今日は換気扇の掃除をした。今日というか昨日からなのだが。
我が家の換気扇はよくあるフード付きのタイプで、フィルターの紙を適当に取り替えるタイプである。わたしは、これを「紙を取り替えるだけでいい。」と思っていた。
それが悲劇の始まりだったのだ。
ダンナさんと会話していて知ったのだが、あの中にはメッシュの金属板やファンが入っていて、一般的には大掃除の時などにばらして洗浄するのだという。わたしはそんなことは全然知らなかった。
言い訳をするつもりはないが、実家は天井に近い壁の一部に扇風機のような羽根が埋まっており、ヒモを引っ張るとまわるものだったのだ。だから結婚して初めて「紙とりかえ式」を使うようになったのだ。
まぁ、たまには掃除でもしてみたらと提案されたのでやることにした。結婚して早4年くらい。賢明な主婦のみなさんならこれだけ放置した換気扇の地獄絵図がアタマに浮かぶだろう。
まず、外れないのだ。全てが。油やらホコリやらでがっちりくっついている。メッシュの金属の板はメリメリっとはがしとり、ファンの入り口のわっかになった金具のねじは真っ黒でべたべただ。わっかになった金具もべりっと音をたててはがれていった。
そして、ボスキャラ、ファン本体である。まず、舎弟であると思われるねじが固い。ついでに油がごってり付いていて、どっちに回したら「ゆるむ」で「締まる」なのかがわからない。
わたしは武器を「素手」から「ひのきの棒」(要はわりばし)に持ち替え挑んだ。少しづつだが、ねじの全容が明らかになってきた。いいぞ、よし、こっちやな!わたしは全身全霊の力を込めてねじをまわす。少し動いた気がした。わたしは手をぬぐって、再びねじよ緩め!と念じながら力を込める。すると動いたのである。ねじが外れてゆくのである。
「ヤッター!」が、ヨロコビもつかの間。ねじが外れてもファンが取れないのだ。普通なら止めているねじが外れたら、ファンはぽろりと取れるはずなのだ。だって重力があるんだから。でも、ファンは重力に逆らい、その場にとどまっている。
なんじゃ、こりゃっと滑るファンをつかみつつ左右に揺する。だめだ動かない。一瞬このまま放置してやろうかと思った。が、ねじをはずしてしまった以上、ファンも外さないといつかドーンと落っこちてくるだろう。それも嫌だ。わたしは左右にゆすりながらゆらゆらとファンを外すことに成功した。
わたしは全ての外した物体を見てため息が出た。本体は金属なんだろうけど、見えているのは邪悪に酸化した油にホコリがまとわりついた奇妙な物体なのだ。力なく、「どうよ、コレ。」とわたしはつぶやいた。
この時点ですでに夜中である。わたしはそれらを台所に放置して眠りについた。が、これはまだ木曜日で、金曜日の日記のくせに金曜日のことは書かずに終わるのだった。
#思い出すのも疲れてしまうような一日でした。ハイ。
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