日々是迷々之記
目次|前|次
| 2003年09月08日(月) |
突然主婦業に目覚めてみた |
わたしの普段の料理はかなりいい加減だ。キャベツしか入ってないお好み焼きやら、卵の黄身を乗っけたオニオンスライスに卵の白身を入れたインスタントみそ汁やら、そんな適当なものが大半だ。
が、しかし、今日は何故かやる気に充ち満ちており、朝からハムを作った。「鳥はむ」といって某巨大掲示板から生まれた鶏の胸肉をおいしくいただくためのレシピである。2日ほど塩胡椒につけ込んで、じんわりと火を通すとめっちゃハムっぽくなるというので作ってみたのだ。
そしたら本当にハムでびっくりしてしまった。むっちゃうまいで、ほんま。ハムもうまいが肉に火を通したときにできたスープ(ゴールデンスープって掲示板では書いてあった)も本当に金色でウマウマだった。ということでお昼は鳥はむとゴールデンスープにパスタとレンズ豆を入れたスープにした。うわわ、ほんまうまいで奥さん。
気を良くしたわたしはこの鳥はむをパンにはさんで食べたくなった。せっかくだから美味しいパンにはさみたい、ったらはさみたい!ということで自分で作ることにした。以前からパン作りはやってみたかったのだ。
幸い家にはドライイーストと、デパートで購入した全粒粉がある。強力粉もあったのでウェブでレシピを検索した。その中からシンプルで粉のうまみを味わえそうなのがあったのでそれに決定。添加物はオリーブオイルと塩のみってのが大人っぽくていいと思った。
ウチは22時以降電気代が3分の1になる深夜電力の契約をしているので、22時以降に焼きはじめることにして、夜作ることにした。晩ごはんは鳥はむ入りのサラダと冷や奴、安売りの赤センマイを焼肉にして食べた。
さて。20時になったので始めた。ドライイーストをぬるま湯に入れ予備発酵。全粒粉と強力粉、ぬるま湯などをを合わせた中に発酵したドライイーストを入れる。そしてまとまったらオリーブオイルと塩を入れる。後は20分間ひたすらコネコネするのだ。
台所で5分くらいコネコネしていたら汗が噴き出してきた。こりゃ耐えられんということでリビングに移動。地べたに座り込んで扇風機の風をあびながら、テレビを見つつコネコネ。でも20分経ったら汗まみれだった。これをひとまとめにしてラップをして1時間放置。一時間後大きくふくらんで来たら型に入れてラップをし、また40分くらい放置。
パンのたねって生きてるねんなぁと感心してしまう。ほんまに倍くらいになるのだ。初めてなので興味津々だ。そしてオーブンに入れて焼く。200度で30分。
焼いている間もパンはどんどんふくれてくる。20分くらいで家がパン屋さんのニオイになる。ああ、たのしみたのしみ。
焼き上がったら余熱で5分放置して取り出す。それはとても熱くて素手では触れないくらいだ。早く割ってみたいけど、もうちょっとさまさなくては。
結局20分後にしびれを切らして割ってみた。ホワワ〜ンとおいしい蒸気が上がってくる。小麦粉の香りだ。私はもちっと伸びるパンの白身部分(中身)を食べてみた。んまい!ずっしりしてめちゃくちゃパンの存在感満点である。私はカナダで食べたパンを思い出していた。
私の間借りしていた家のお母さんは毎週土曜日にパンを焼いていた。一週間ぶんのパンなので長い食パンが5本か6本くらいあったように思う。それを巨大な粉袋から粉を出し、大理石のキッチンカウンターの上でネリネリし、作っていた。あのお母さんのパンと同じ味なのだ。持った感じがえっ!?というほどずっしりしていて、噛みごたえがあり、じんわり甘い感じのするパン。
なんだか懐かしいなあと思いつつ、ちいさめのコッペパンを一つ食べてしまった。
明日はこれに鳥はむと野菜をはさんでサンドイッチにしようと思う。
鳥はむの作り方「鳥はむの館」
参考にしたパンのレシピ「ただのパン」
どっちもレシピ通りで絶品の出来なのでおひまなかたはお試しください。
|