日々是迷々之記
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| 2003年06月04日(水) |
ちいさな幸せは食卓の上に |
タイトルを見ると「また食べ物の話かい!」と思われるだろうが、そのとおりである。が、今日はこの幸せについて書かずにはいられなかったので焼酎でぐたぐたになった頭でマックに向かっている。
今日はお気に入りの魚屋さんなどに寄った。すると閉店直前でおばちゃんはいいとこに来た、って感じで私に勧める。
「買うときや。300円でええわ。明日店休みやねん。」 「…え。定休日あったんですねぇ。」 「そんな休まんかったらおばちゃん死んでまうわ。休ましてや。」
そういいつつもおばちゃんはウナギの蒲焼きをざらばん紙に包んでいる。私は買うと言った覚えはないが、買うつもりだったのでヨシとしよう。
次は八百屋さんに行った。ここも閉店直前。豆ご飯の豆を買おうと思ったらおっちゃんがくたびれたえのきだけを指さして言った。
「砂糖と醤油で甘辛く炊いたら1週間はもつよ。一つ10円でええわ。」
…。10円のえのきだけ。くたびれているが今晩なら大丈夫だ。わたしはおっちゃんにえのきだけの炊き方を詳しく聞きつつ2袋購入した。豆と合わせて220円。なのにおっちゃんはオマケをくれた。規格外のちょっと不細工な野菜だが、味は同じなのでわたしは有り難く戴く。家で見たらレモンが1個、人参が1本、じゃがいも3個、たまねぎ3個が入っていた。買ったものより明らかに多くて重い。なおぞう家の食生活はこの店に支えられているといっても過言ではない。
ということで二つの店で合わせて530円の買い物をして帰ってきた。で、台所でうなぎを出すと思った以上にでかかった。

今日は冷や奴、えのきの甘辛く炊いたん、生ほうれんそうとゆで卵のサラダで飲み、最後はうな丼にした。
私はこんろの網でうなぎを暖めつつ、「炊きたてゴハンに、でかウナギ。幸せだなぁ。」と加山雄三風につぶやくと、だんなさんが「けけっ。」と笑っていた。
…。いいじゃないのうまいんだから。と私はうなぎから立ち上る煙を見ながらつぶやくのだった。ほんとにうまかったなぁ。
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