日々是迷々之記
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2002年09月16日(月) 日記を書くということ

前にこの日記を書いたのは9月5日だったので、かれこれ11日間さぼっていたことになる。この間、世間ではいろいろなことがあって、わたしもそれについてどうしても書きたいことはあったのだがなぜか書けずにいた。

一つはどーにもこーにも日記に飽きてきたというのがある。書くことではなく、この肌色に囲まれたビジュアルにである。ということで一新して横長な感じにしてみた。いろいろなビジュアルに変えてみてわかったのは、左右が囲まれている形だと改行のタイミングが難しいということである。文字数を勘定して書けばいいんだろうが、どうもめんどくさい。ということで当分は横長なのだ。

もう一つの書けない理由は、書くことについての責任のようなものをちょっと感じていたからだ。9月11日は例の同時多発爆弾テロのあった日だ。これについて軽々しく、「ビンラディン、逝ってよし!」とか「アメリカ=世界の警察。バンザイ!」とかテレビ番組のように言いたくないのだ。なんでもそうだけど、一方向から見ただけで何かが分かるというわけではない。なのにごそごそと自分が思ったことをどどどとぶちまける日記に何の意味があるのだと思ってしまったのだ。

語りの対象が、さんまの調理法や、VIPカーに乗ってマフラーブボブボいわせてる若者ならそれでいいが、「9月11日」である場合、軽々しい物云いは避けることにした。

「書くことについての責任」において、もう一つ悩んで書けないトピックがあった。それはカナダで起きた「藤井理絵事件」である。これは私が住んでいた町で、私の行っていた学校で日本人留学生が起こした事件である。今の日本ではよくある幼児虐待事件だが、カナダでは異常な事件なのでいろいろな波紋が広がっている。私や、カナダに住む友人達にとってはまさしく大事件なのだけれど、その裁判の判決が下った日は奇しくも9月11日で日本のテレビ、新聞メディアではほとんど取り上げられなかったようである。だから、日本のひとたちはあまりこの事件を知らない、どころか、全然知らないのではないだろうか。そこで勝手に私の思ったことだけを書いても、その事件の本質は伝わらないのが当たり前だろう。ということで書かずにいた。

この件については今ソース(元ネタ)を集めている。近いうちにこの日記で思うところを記すことができればと思う。

あ、日記もだけど、職探しも始めないと…。


nao-zo |MAIL

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