日々是迷々之記
目次|前|次
| 2002年06月01日(土) |
カブ旅、奈良へ。峠越悶絶編 |
朝起きると外は暑いし、家は汚いし、洗濯物はたまっているしで、いきなり出鼻をくじかれた。トホホとなりながらも家事にいそしむ。9時半に「建もの探訪」を見ると手が空いたのでプチツーリングに行くことにした。
今の時間からどこか遠くに行く気もしないので、近場の奈良に行くことにした。奈良と言えば、大仏とシカである。大仏は見るのにお金がかかるので却下しとりあえずシカでも見るのが目標だ。
持ち物はタオルとペットボトルに凍らせたお茶、地図、サイフにお買い物用マイバッグ。それが最近付けたかご2号にぴったり入った。デジカメは振動で壊れるとイヤなので、ジャケットのポケットに入れた。

プルルンと軽快にエンジン音を響かせ出発した。東に向かって幹線道路を走る。高架の下を走るので日陰で快適だ。
信号待ちでコルベット発見。ものすごい幅である。カブの3倍くらいありそうだ。グラマラスなラインに感動してパチリと一枚。

一時間ほどで峠のふもとまで辿り着いた。今回越える峠は暗峠。くらがりとうげと読む。大阪-奈良を隔てる峠としては一番マイナーだろう。しかし、地図には太い道で載っている。3桁といえども国道だからだ。国道308号線。少し登って行くとこんな感じである。

前から車が来たので端に寄っているのである。狭すぎてすれ違えないのだ。ちなみに舗装もいわゆるアスファルトではない。ただのコンクリートにまるでカンポックリで歩いたような丸いあとがある。斜度がきついので普通のアスファルト舗装だと暑い日に流れてしまうのだ。
カブは一速でしか上れない。しかも苦しそうだ。スピードは10キロほどだろうか。ちょっと休むことにした。

日陰に一緒に入りふうっと一息。私はお茶を飲んだ。5分ほど休憩して再度エンジンをかけた。ガ〜ン!エンジンがどうしてもかからないではないか。いわゆる熱ダレである。やはり小排気量。ムリしてもどうにもならないので、再び休憩する。ウグイスなど、鳥の声がしているし、そよよと涼しい風が吹いている。まぁまぁのんびりしましょうよ、という感じだ。
小一時間、お茶を飲んだり、木々を眺めたりしたのち、カブは元気にエンジン音を響かせた。さぁ、峠はもうすぐだ。

しつこいようだが、これでも国道である。えっちらおっちらと登って行く。やっと到着した峠は東大阪市と生駒市が隣り合っており、昔ながらの石畳の峠だ。

ハイカーの人たち用に、お茶屋さんや、おみやげやさんもあるが、まぁいつ見ても繁盛していない。土日以外は閉まっているようだし。

この峠には、いままで所有した全てのバイクで来ているが、カブはやはりひと味違う。登るのに1時間半もかかるし。125ccのオフロードバイクで来たときもそれなりにしんどかったが、キャンプ道具を積んでいても走りきることはできた。
カブにはカブの乗り方、旅の楽しみ方があるのだ。峠の向こうでの出来事は明日の日記に書こうと思う。(毎度重くて済みません。)
|