日々是迷々之記
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今日は私にとって今年最初で最後の忘年会だった。メンバーはここ2ヶ月おきくらいに定期的に飲み会をやっているメンバーだ。仕事も、年齢も性別もいろいろで本当に巡り合わせの妙を感じずにはいられない組み合わせだ。
今日のメニューはカニであった。かに酢、かに刺し(カニ味噌付き)、カニの天ぷら、焼きがに、かにすき、ぞうすい。そして飲み放題。かに酢のたらばがにはでかく、「おお!」っと感動しているうちに、かに刺しに「おおおお!」とさらなる衝撃を受け、かにみそをひとなめして「ううう。」とむせび泣く。わたしはこのかにみそは冷酒と食べるべきだと判断し、ちまちまとなめなめし、ビールは天ぷらと食した。みんな生中を2杯くらいづつ飲んでから、冷酒にチェンジした。かにみその本領発揮である。うううう!うまい。わたしは目に涙を浮かべていたかもしれない。
この辺からご乱心モードに入って行く。といっても、おはしを焦がしたり、二枚重ねの靴下を激写したり、つまようじの入れ物をぶちまけたりとその程度であるが。
2時間で予約をしていたのに、気が付くと4時間を超えていた。いやはやどうもとお勘定をしてもらうと、7人で34650円也。うむむ、安いではないか。しかも鍋のかには生だったのだ。
また来ようと固く心に誓って、いそいそと終電に乗り込んだ。
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