阿呆的日常 主にJとかプロレスとか。
アホラレツ|キノウ|アシタ
2006年04月02日(日) |
ボイパ/カウントダウンテービー。/忍菊続き |
ってすごい疲れるということがわかった…… かつんアルバム聞きながら、なんちゃってボイパ風にリズム取ってたんだけど (何してんのよ)(心の声) 唇確かに乾く!んでもって、すげー唇の筋肉疲れる!(唇付近の筋肉ね) ナカマルすごい。
で、すっぽり忘れてた、今月のタコキク祭。 千菊だよ、千菊。 お礼千菊SSまだ送ってないよ。送らなくちゃ。連載の続編的なSSと決まって いるのにまだだという。申し訳ない。 明日明後日には送ろう。
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くそぅ、かわゆすぎる…
心の底からナカマルがかわゆくっていとしくってあいくるしいと感じる萌える闘魂、 ナカカメストきあぬです、こんにちは。 昨日あまりに眠くってCDTVまで起きてられなかったので、今しがた録画してたの 見たんですが、何アレ!公共電波使ってお前ら! お前らのいちゃこきはワタシの脳内だけに留めたいのに、そんな全国に向けて発信 しちゃうから、尚更殊更ナカマルを好きになっちまうじゃないか……カメ、お前、 本当にナカマル好き過ぎだろ……ワタシより確実に好きだよな……そりゃそうだよ、 リアルにナカマル体感してんだから! カメになりたいよー! ※真剣にオトナとしての立ち居振る舞い礼儀常識諸々と取り戻した方がいいですよ。
落ち着きを取り戻すために、少しオトナのお話の続きを書こう。 忍菊『桜花流憶』の続きです。一番最初は昨日の日記にあります。 あー久々に字を書いてるって感じだ。 しかし雨凄くなってきた。 早めにゆざわやに行っておいて良かったわ。
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忍菊『桜花流憶』続き。 ホントね、ワタシはこういう経過結果しか書けないのかというくらい、普通のラブいの 好きな方々には悪いなぁと思うのです。 いきなりそっから書くなよ!という話もありますけれど、仕方ないじゃんよ。 ワタシはこんな書き方しかできないんだよ…… しかもまた短い。もっと長く書きなさいよ。
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会社からの電話は急な出張の打診だった。菊丸の部が先日クライアントのパソコンに 組んだシステムにバグが生じたという。今はまだ支障はないが、今後のことを考慮 して、それを修正して欲しいという依頼が入ったらしい。 「大丈夫ですよ。明日は急ぎの案件はないんで。ええ、はい。もう一件回って 帰社します、はい」 そのクライアントは各地方に支社がある。分担してあちこち回ることになるだろう。 これじゃ、花見なんてできないな。 夜桜を見に行こうと約束していた彼女を菊丸は思い出した。お互い年度末は忙しくて、 結婚式の衣装を決めるときだったり、会場との打ち合わせだったりでしか会って いない。だから久しぶりにそういうものを抜きに会おうと約束をしていたのに、 こればかりは仕方ないだろう。 桜が散る前に、時間が作れたらいい。 菊丸はそう思いはしたものの、桜が散り、その枝々が若い緑色に染まる頃に、 自分たちは恋人から夫婦に変わるのだと感じた。
ひとりでは、なくなる。 ふたりに、なる。 やけに自分が感傷的になっているなと菊丸は苦笑する。桜の咲く時期はいつもそうだ。 まるで、あの日のあの人のようだ。 名前を口にして、懐かしさよりも痛みの方が甦る。 さよならを言えなかった。さよならは言われなかった。 覚悟はなかった。決心もなかった。 ただ、残されたものだけが、あった。 どんな皮肉だろう。 ふたりになる人がもう心に在って、それなのに、桜が思い出させる人がいるなんて。 思い出さなくてはいけないように、忘れてはいけないように、桜がまるで存在する。 アスファルトの地面、コンクリートの森、似つかわしくなく咲く桜。 時は流れ、自分も、おそらくは彼も変わり、共に過ごした時間より、共に有した 想いより、多くを自分たちが知らぬ人と共にしているはずだ。 こんな風に今自分の心に浮かんで、はっきりとした形を持ち出した彼の存在は 目の前にある桜にとてもよく似ていた。 早く花が散ればいい。 菊丸はそう思って、桜に背を向けた。地下鉄の駅へと歩き出す。一仕事終えて、 さっさと明日の出張の準備をするため会社に戻らなくては。 自分はどこへ行くことになるだろう。
「大阪?」 同期が菊丸の出張先を大阪だと告げた。 「そ、っか……」 菊丸は唇をきゅっと結んで、小さく二度三度自分を納得させるように頷いてみせる。 「総務がもう新幹線の切符手配してるっつーから、後で取りに行けよ」 「おう」 片手を挙げて同期の言葉に答え、菊丸は自分のパソコンを立ち上げる。 机の上にはバグに関する修正云々が書かれた書類が置かれていた。
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雨すげー。雷すげー。 春雷。 桜は咲いたところで、満足に散らせてもらえないことが多いよね。 雨降ったり風吹いたり。 失恋と一緒だよな。
き あ ぬ
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