子犬日記
むかしのことちょっと前ちょっと先


2008年02月02日(土) 二日目。

五時に目覚ましかけたけれど起きられなくて、五時半に起床。六時半に出発。
どの電車にも受験生+付き添いがいておかしい。父親の付き添いも目立つのは土曜だからか。
今日の学校は難関校だ。家族全員でがんばってきました的な雰囲気で一個連隊が付き添いをしている受験生を多く目にした。大学受験なら基本的にひとりでがんばらなくてはしかたないが、中学受験は家族すべてを巻き込む一大事業だ。いろいろな意味で負担が大きい。なんでこんなことになってるんだろう。まったく。この数年、塾の吹く笛に合わせて踊ってはきたが、決して納得して踊っているわけではないので、この状況には苛立ちを感じる。
きのう受けたテストを気にしながら狛太郎は会場へ。こちらはホールで待機していたものの、パイプ椅子のすわり心地はすこぶる悪いし、構内ではケータイが圏外になってしまう。九時すこし前にグラウンドに出て、昨日の試験結果をケータイから確認した。おお、合格。目の迷いだったらまずいと思って何回か見直したが、番号が確かに載っている。まわりを見るとお仲間がたくさんいて、みなケータイを覗いてからにこにことどこかに電話をかけていた。
そのまま最寄り駅まで歩いて、近場の繁華街でぐるぐる歩いて二時間半を消化。テストが終わる時間に学校に戻って、狛太郎をピックアップ。どうだった!と駆け寄ってくる彼に、ケータイの合格速報画面を見せてやると、心底安心したようだった。

まったりと電車とバスを乗り継いで、合格した学校へ。掲示板を確認してから、受付で合格証を受け取った。駅に戻って昼ごはんを食べるころにはすでに三時を回っていた。やれやれ。これで狛太郎にとって、明日は自宅待機の日になった。


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