子犬日記
むかしのことちょっと前ちょっと先


2005年06月16日(木) 子供を簡単に危険にさらす方法。

複数のサイトで見かけた「とある家族のブログ史」をさっき読んできた。

http://garbage.web.infoseek.co.jp/pcp/honbun/blog/top_flameset_top.html

匿名性@ネットの大原則については、たまたま今日、話題にしていたのだ。

友人は、ターゲットZを観察するために出かけた地点アで
或る面倒事に巻き込まれた。
そして帰って、そのことをあるサイトの板に書いた。
問題はその後だ。
数週間後、友人はZ観察に出かけた地点エで
ターゲット本人に話しかけられた際に
「気をつけてね」といわれたという。

実は、ターゲットは友人が書き込んだ板の常連だったらしい。
面倒事が生じた現場を間近で見ていたZは、
掲示板の書き込みから、
匿名の書き手と、災難に遭っていた当人の姿を結びつけたのだろう。
これで匿名性は崩れたことになる。
ほかにいろいろとさわりもあるので、
もう下手に書き込みできないね、面が割れると厄介だから、
という結論になった。

本人のみならずコドモや家族の写真や記事を
無防備にアップしている個人サイトやブログ、日記をよく見かける。
危険性は理解しているのだろうか?
こんな断片情報でどこのだれだかわかるわけはないのだから、と
たかをくくってはいないだろうか。
いつどこで誰が見ているかわからないのが、
ネットの醍醐味であり、恐怖でもある。
それを忘れないように。自戒をこめて。


親犬 |MAIL

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