uchie◎BASSMAN’s life

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2003年09月28日(日)
■渋谷ON AIR NESTにて

まぼろしのみぎ主催ライブ“男達の挽歌”が行われた。出演は、まぼろしのみぎ、桂田5、hasband、SGT。
本当ならMagic Curtainも出演するはずだった。けじめとして行く末を見に行った。
しかし結果的には出演しなくて良かったんじゃないかと思う。器の大きさの違いを見せつけられてしまった。

まぼろしのみぎの圧倒的な声、男の気合を感じるのであった。

そしてhasband。
今回はなんと名曲「花ビラ」のバックトラックを流して登場した。ニクイ演出だ。マイクを握り締め、独唱する。その姿はシンガーとしての実力、存在感を十分に見せてくれた。歌いながらステージから降り観客と握手をして回ると、サビのところではステージで転げまわり、切なく腰をくねらせて熱唱した。あっという間に会場は山本光昭の世界に引きずり込まれた。

この日、またひとつのバンドが終りを迎えた。SGTだ。
解散だというのに今まで以上の勢いと実力で、全く絶頂期なのだ。もったいな過ぎる。ロックンロールとはアタマで考えるものではなく、カラダで感じるものだという言葉をよく聞くが、まさにそれである。

どのバンドも実力ある、人を引きつける魅力と才能を持ったボーカルを中心にメンバーが集まり、自然に音楽を楽しんでる感じがした。そこにバンドの基本があった。