uchie◎BASSMAN’s life

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2003年09月27日(土)
■碧い砂

このバンドについて書くことはあるまいと思ってたが、無性に書きたくなった。
碧い砂は今日のライブで解散したのだ。
このバンドとはよく対バンした。自分がいたMagic Curtainと同じ頃に結成し、追うように解散してしまった。
人に対してあまり関心を示さない僕は、もともと彼等のことを気にかけてなかったし、それほど興味の対象ではなかった。
だが、なぜだろう。ライブを見てるときも、打ち上げでも涙が出そうになってしまうんだ。とてもやりきれない気持ちだ。
ライブに現れなかったボーカルのヘッダーは、今日一日をどのように過ごしたのだろう。
ギタリストのジョーは歌った。しかし決して彼は代わりに歌ったのではないと言っておこう。
彼は自分が真のギタリストになる為、表現者になるために歌うことが必要だったのだ。そうしなければならなかった。
ヘッダーはそれを分かっていたに違いない。だから姿を消した。逃げたのではない。逃げるぐらいなら最初から逃げてるさ。彼は彼なりに戦っていた。
ただ、人それぞれ乗り越えなければならない壁がある。

ジョーはきょう、今までで一番のギターをプレイした。
あいつにそのメッセージは届いたのだろうか。

もしいつか碧い砂が再結成をすることがあれば、それを確認しに行こう。