uchie◎BASSMAN’s life

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2003年08月02日(土)
■Fountains of Wayne

レコード店にて試聴盤を聞きあさった。クラシックから現代音楽、ロックバンドの新譜などいろいろと。余裕があればたくさん買いたかったけど、1、2枚買ってじっくり聞きこむのも好きだ。
で、今回買ったのがFountains of Wayneのニューアルバム、「WELCOME INTERSTATE MANAGERS」。このバンドはたぶんクラブでかかってるのを聞いたことがあったかな?とにかく聞いた瞬間にいいと思った。
試聴盤を聞くときは本当に自分の耳が頼りだ。あらかじめ雑誌なんかで評論家のコメントを読んでれば別だけど。
思うに、それが期待作であるとか、ジャンル的に今が旬であるとか、フェスに出たとかってことはあまり重要視したくない。聞いた瞬間に絶妙な音、各パートの絶妙な重なり合い、それを本当に気持ちよく体に流し込んでくれればもう好きになっちゃう。
本作は一曲一曲が気持ちよく流れていく。最近のロックって狙ったオシャレさだったり、変にラウドだったり、妙に壮大だったり、適当なのをガレージっていってみたりで、こっちとしては気持ちよければどんなジャンルでもOKなのだ。(まあ、やる方はそれが難しいんだけどね)
なんというかこのバンド、この音のあとはこの音を使うといいとか、これぐらい盛り上げたら次はこのぐらい落としてとか、曲の長さのちょうどいいとことか、すごく分かってる。だからノリのいい曲もカントリーな曲も純粋に音を楽しめる。たぶんこの手のバンドでカントリーをやるのってあまりないと思うけど、カントリーの良さを教えてくれてありがとうという感じだ。そしてノリのいい曲はぜひDJにかけて欲しい。踊りたい。