誰かのコト 私のコト
全部 ☆ 前↓ ☆ 先↑
題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、
母の様子や入院等についての内容が書かれています。
ここに、ガンのコトが少し書いてあります。
今日は帰るか帰れないか判らなかったけど 仕度して出社して正解だった。 思ったより仕事がはかどり親元に帰れた。
親元に帰ると 気になることが起きていた。
楓がおかしい。 左に身体を少し傾け、そうビクターの犬のような感じ あんな感じになっている。 ふと見ると同じポーズ。 可愛らしいポーズなのだが 確信はないが 楓の右目と右耳が良くないようだ。 聞こえていない・見えていないように感じた。
父に聞くと 月曜から表情がなくなったような気がする 俺が呼んでも反対を向くようになった(常に左を見る) と言う。
明日、医者に連れていくことにする。
父と大喧嘩をした。 先生に言われた余命までしか生きられないことを 決めつけたような言い方をした瞬間、 すこい勢いで自分が切れたのが判った。 諦めるってことが、ダメになる原因ってことを判ってない 父に、私の言うことはなにも理解できないのだろう。
父にひどいことを言いました。 お母さんがもう助からないって思ってるのか、 もうシネって思ってるのか。諦めんのかよ。 父も目を真っ赤にして言い返してきました。 当然だ。 俺が代われるなら代わってやりたいと言ってきた。 皆同じ気持ちだ。でも代われないんだよ。
父が1番そばで病気で苦しんでいる母を見ているのだから。 それなのに、非人間かもしれない。 1番そばにいる人が、少しでも諦めたら それは敏感に伝わってしまうのではないだろうか。 私は不安だ。それをぶっ飛ばすには怒りが良いと思う。 負けるもんか、こんちくしょー!って思うことが 不安を払拭できる、そう思う。 父は泣き言はあまり言いません。それを男だからって言います。 男だって人間じゃん。泣き言だってあるんじゃないか? 言わないから相手に判らないんだって、何遍言わせるんだろう。
父の言う 元気なうちに母とお婆ちゃんを会わせたい気持ちも判る。 ただ、欲張って後悔したくない、させたくない。 開いてと本人が望むなら、それを叶えさせたい。 それだけ。
|