みかんのつぶつぶ
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今朝、目覚めたとたんに、身の置き所のない体の重さに脅えた。 そのとたんに、全てがイヤになった…
娘が起きてきて、今日は一緒に病院へ行くと言ってくれたので、 気を取り直すことができた始末である。
病院へ近づくにつれて、胃がキリキリ痛み始め、 ああ、私は胃が痛いのだと悟った。
病室につくと、ちょうど昼食の配膳がされたところだった。 そこでホット一息つくことができたので、助かった。 いつもだと、一時間半かけてやっと辿り着いたとたんに車椅子に乗せて一服に連れて行けとせがまれて、 彼の顔を見たとたんに疲れ果ててしまうからだ。
待っている気持ちは、痛いほど伝わってくるのだが、 連日の病室通いで、心身疲れ果てている自分をコントロールできなくなっているのだ。 だから、思いやりよりも感情が先になってしまい、思わず愚痴めいた言葉を発してしまう。
自分の情けなさに後悔するばかりの日々で、 少し神経衰弱になっているのだろうか…
とにかく、胃が痛む。
自分の馬鹿さ加減にあきれる。
どうしてもっと、賢くなれないのだろう。
明日はもっと、優しくしてあげよう。
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