先日、三男(小6)が家出しましてね。ええ、数時間ほどですが(笑)夕食後、早く風呂に入れと言ってもなかなか入らず、屁理屈をこね始めたもんですから、「ママやパパの言うことを聞けないなら このうちから出て行きなさい」って言ったら、あっさり、出て行っちゃったんです(^^;)でもまぁ、男の子だし、それほど心配せずほっておいたんです。さしずめ、お友達の家に転がり込むか、うちのガレージの車の中に転がり込むか(私の車はいつもカギをかけないんです)そんなところだと思ったんです。ところが、11時過ぎになっても行方知れず・・・・・お友達の家なら、その家に方が連絡をくれるだろうし、ガレージにも帰って来ない。ちょっと心配になってはきたんですが、そこは、私もパパも意地っ張りなとこがあって、ガレージは定期的に見回るものの近所を見て回るなんて事はしないわけです。そうこうしているうちに12時をまわり、いよいよ、どうしようかと思っているとガレージを見てきたパパが三男が車の中で寝ているのを発見。やっぱり!!! と、ばかりに少々興奮ぎみにガレージに向かう私にパパが後ろから「これ以上追い詰めちゃダメだよ」はっとする私。私ったら、パパに言われなかったらまた怒っちゃうところでした。確かに、こんな夜中にこれ以上追い詰めちゃったら、親譲りの意地っ張りな三男の事ですから収拾つかなくなっちゃいます。深呼吸して、車のドアを開け、丸くなって眠る三男を起こし、「ほら、いい加減に家に入りなさい」寝ぼけ顔で、車を降りて家に向かう三男の後ろから、「意地張ったって、まだ一人じゃどうしようも ないんだから、ちゃんとママやパパの いう事聞きなさいよ。」「ん」 と、短く返事をする三男足は擦り傷ができて血が滲んでました。サンダルで長い時間歩いた為です。親が捜してくれるのを待ちながら歩いていたんでしょうかねぇ。足は痛くなっちゃうし、眠くなっちゃうし行く所はないし、仕方なく家に帰ってきたんでしょう。こんな思いをした息子を私ったら、また追い出しかねなかったんですよね。パパの冷静さに感謝です。でもね、パパが発見した時点で、パパが許してやって家に入れてやってもよかったわけです。それなのに、わざわざ家に戻って私に、その「許してやる役」を押し付けたんですからパパもそうとうの意地っ張りですよね。三男が可愛かったのは暫くは、ずいぶん素直だった事。ただ、暫くの間だけでしたけどね(苦笑)