実は先日、てっちゃんが地元の新聞に載ったんです。見出しは『ハンディを持つ○○くん堂々発表』(○○は苗字が入ってました)てっちゃんが地区の中学生の英語スピーチコンテスト(暗唱部門)にゲスト・スピーカーとして出演した様子を取り上げてもらったんです。親の本音を言うと、審査対象者として出させたかったんですけどね。なんてったって、てっちゃんの発音はネイティブが絶賛するほど綺麗ですからね、入賞する自信があったんですよ(^_-)主催者側は、てっちゃんが、あそこまでできるとは思っていなかった節があるんですよね。まぁ、今年は来年への布石と考えて、来年こそと思っています。壇上のてっちゃんの写真も載っているその記事を本人に見せて、「てっちゃん、新聞に載っているよ」と言うと少し、はにかんで嬉しそうな顔をしてくれました。でもやっぱり、一番喜んでいるのは私達、親なんだろうなって思ったんですよね。ところが、暫くすると電話が鳴っててっちゃんが、お世話になった小学校の校長先生からでした。この記事を見て、今朝の職員室はてちゃんの話題でもちきりだったという報告でした。そして、てっちゃんの成長と活躍を一緒に喜んでくださいました。他にも市内に住む親戚から、お電話があったり、感受性の豊かな友人は涙をこぼして喜んでくれたりしました。つくづく、てっちゃんが大勢の方々の思いに支えられて成長している事を感じる事ができたんですよね。そうして、そういう方々に喜んでいただけた事、新聞に載るって、そういう意味があるだなって思いました。てっちゃんの将来の事を思うと不安がないといったら嘘になります。でも、周りの大勢の方々の応援に応える為にも、チャレンジ精神を忘れずに、前向きに育てていきたいなって思います。