「頑張ってね」って言葉、実は私あまり好きじゃないんです。便利なんで、つい使っちゃってますけどね ^^; 劇団員だった頃、もちろんそれじゃ食べていけなかったからOLもしていて公演ともなると一週間の休暇をとってやっていました。その休暇に入る時に同僚達がよく「頑張ってね」と声をかけてくれたんですけど、「ありがとう」と返す言葉の裏側で「何をどう頑張るのか解ってるの?」って思ってました。私、素直じゃないのかなぁ(苦笑)それって芝居って特殊な世界に足を突っ込んでいたからだと思っていたんですけど、最近では障害児を持つ親の気持ちなんてのにそんな事を感じるし、よく考えるとその他の事でも違和感を感じている自分に気が付くんです。「頑張ってね」って本当に相手の事を考えた励ましの言葉なんでしょうかねぇ。頑張っている人に向かって「頑張ってね」って言うのってよく考えてみると結構、無神経かも・・・ 言う人にしてみれば、私も含めてそこまで考えてはいないんですよね。でも本当の励ましの言葉は今頑張っている相手を認めてあげる事なのかもしれないと、いつも心地よい言葉をかけて下さる方のメールを読みながら思うきょうこの頃です。 (9:30am)