りとるのひとりごと。
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2002年03月08日(金) 彼を感じた

今日は不思議な日だった。
端から見れば花粉が飛びまくりの平穏な?!一日だったのだが。

息子が母と遊んでいるスキにささっと外出。

引っ越し前によく行っていた子供服店へ行った。

店長はじめ店員さんたちに「おめでとうございます!」攻撃を受けた。

そう、子供服キャンペーンの、全国で1000人の当選者の一人が
私だったからだ。
(と、これは以前日記に書いたことだけど)

「本当にいつもラッキーですよね、あやかりたいです」なーんて
言われてしまった。

「悪いこともあれば良いこともあるものですね」と私が言うと、
「何か悪いことがあったんですか?」と店長。

「子供が生まれる前に主人が亡くなったんです」

「え・・・」絶句。

こういう場でも「自殺しちゃいましたー」なんて言えないんだよね。

どうも「自殺」って禁句という感じがある。

「だから主人が子供にプレゼントしてくれたのかなって・・」と
その場をまとめようとしたが、自分の声が震えたのが分かった。

やばい、泣きそうだ。

慌てて店を後にした。



この店に向かう途中、そして帰る途中。

信号で車を停めるたび、なぜか涙が出た。

次々とダンナとの事が思い出されたのだ。

信号待ちの間、いつも私の手を握りたがったダンナ。
パトカーを見ると少年のように目を輝かせてたダンナ。
障害のある身体で、器用に運転していたダンナ。
車の中で流れていた音楽。

次から次へと、フラッシュバックされていく。

ダンナがそばにいる。

そう思った。

こんなに突然ダンナとのことを思い出すなんて。

きっとそばにいる。

また涙が出た。

ダンナが死んで、もう2年以上たつのに。

傷は癒えない。

これが自死遺族のさだめなのか。

こんな思いをするために私は生まれてきたの?!



人生って。

楽しいことばかりじゃダメなんだよね。

苦しいこと辛いことがたあっくさんあるから、楽しいこと嬉しいことが
よりいっそう胸に沁みて、生きる糧になる。

自死遺族は、そこにプラスアルファの苦悩がついてまわっちゃう。

自分が、そして息子が、まさか、自死遺族になろうとは。
息子なんて生まれる前からだものなあ・・。

ダンナのことは、もう許すも何も・・。

でも今日は、ダンナがそばにいたような気がして、気恥ずかしいような
もどかしいような、不思議な感じがした。

う、やばい、また泣きそうだ。

ほんっとに泣き虫だなーもう・・。
一人の時しか絶対泣かないけど。
でもダンナは見てるかもね。


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