りとるのひとりごと。
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ちょっと壊れかけた。 自分自身が。 何とか持たせているが・・・きつい。
今日はろくでもない一日だった。 相変わらず息子はよく泣く。泣いて泣いて泣いて泣いて泣きまくる。 しかも私が家事をしていると泣く。
掃除機をかけていたら、最初はおとなしかった息子が掃除機に ぶつかってちょっとよろけた。 たちまち泣き出す。私はとにかく早く終わらせたくて手を止めない。 ますます泣きわめく。私もイライラが最高潮に達する。 かけおわった掃除機をガンガン蹴飛ばす。 (以前もキレて掃除機を階段にたたきつけた。)
なおも泣く息子を抱っこすると、ガンガン頭突きされた。 あまりの痛さに思わず大声で「痛い!!」と叫んだ。 息子はますます泣き方に火がついた。 もうどうにでもなれ。
息子がようやく落ち着くと今度は自分の目から涙が出てきた。 ボロボロボロボロ、滝のように流れ、鼻水まで止まらなくなった。 息子は私のグチャグチャの顔をしげしげと眺めていた。
いつもより遅く、7時半頃義母が帰宅。 私は散歩から帰ってまた泣きわめく息子がようやく落ち着いたので 遅めの夕食を食べさせていた。 義母は機嫌が悪いようで、息子のおもちゃなどを床に投げつけた。 私の胃がキリッとねじれた。
義母はさっさと一人で夕食を食べ始めた。 息子がおかずのひじきをテーブルの上のあちこちにこぼしていた。 「きったない!!拭いて!!」と義母。 無視した。 子供が食べ散らかすのは当たり前じゃ。
テレビで、腰痛の改善法などをやっていた。 母が椎間板ヘルニアなので、食い入るようにテレビを見ていた。 片時も視線をテレビから外さず、身体ごとテレビの方を向けていた。 無言の義母が突然リモコンを手にしてチャンネルを変えた。 一瞬あっけにとられた。 「何????」と思った。 しかも義母が選んだ番組は「夫なんて必要ないと、子供と二人で 悠々と暮らす女性」を取材したものだった。
嫌がらせか?! 私にこんなもの見せて。デリカシーがないとかの問題じゃない。 バカにしている。 頭に血が上った。義母をどうにかしてしまいそうになった。 全身の力を込めて「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせた。 顔が引きつった。しかし爆発は何とか抑えられた。
怒りのあまり胃がおかしくなり、食べ物を受け付けられず、結局 夕食は食べなかった。 アルコールだけを胃に流し込んだ。 今日は昼にもアルコールで気を紛らわそうとしていた。 このままじゃアル中になるかもしれない。 父がアル中だ。あり得ない話ではない。私はアルコール好きではないが。
ゴミを捨てるふりをして、外に出て風に当たった。 空を見上げつつ、「冷静になれ、こんなくだらにことで怒るな」と 深呼吸しつつ、自分に言い聞かせた。 体が重い。 頭も重い。 気も重い。
夜、息子を寝かしつけた後、再び洪水のごとく涙が溢れてきた。 ダンナが死んでから、ダンナのことで泣いてばかりで、すっかり 涙も枯れ果てたと思っていたが、滝のように次々と涙が流れた。 嗚咽が漏れそうになり、必死でこらえた。 息子が寝返りを打つ。 今日の涙は、誰かに助けを求める涙。 現在では、実母が唯一思ったことを何でも言えて、ワガママも言える 相手だった。 しかしそんな母も永遠に生きているわけじゃない。 それでなくても母は何かにつけ「私は先が長くない」と言い私を 不安がらせる。
今の状況で母が死んだら私は誰に支えてもらえばいいのだろう。 そう思っただけで、不安で不安で涙が溢れてくる。 救われたい。 今にも倒れそうになる私を誰か支えて欲しい。 でないと・・壊れる。
ダンナへの憎しみが日増しに強まる。 裏切り者。
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