最後の笑顔 - 2002年02月20日(水) 憎しみは永遠に でも最後の笑顔は忘れずに 昨日の夜は最悪でした。 もう何も手につかない もうどうする事もできない 怖くて不安で泣きたくて 募る憎しみ 怯える心 ただただ誰かにすがりたくて 誰かの声が聞きたくて がんばれって言って欲しい 水鳥は強いんだって呟きながら 息をするのも怖かった。 水鳥はどうしても 彼の声が聞きたかった 恐怖の中で彼の声を求めてた けど夜勤の彼にすがれない 手にした携帯 コールが鳴る前に切った と 思ってたら すぐ電話が鳴ったんだ。 『どした?』 丁度休憩だったんだって。 なんでもない 間違えただけ そう答えた。 助けて助けて助けて そう心の中で叫びながら なんでもないって答えたんだ。 15分まで休憩だってゆって 10分間電話で話した。 いつものようにくだらない話 馬鹿みたいな事を話してくれて 昨日初めて水鳥は笑った。 少し落ち着いた水鳥は 朝を迎える。 約束の時間は10時半 来たのは11時過ぎ 相変わらずの遅刻 もううんざり。 養育費を下げて欲しい そう言ってきたの。 生活苦しいから養育費を少なくしてほしい 水鳥は彼に 慰謝料をもらう事はしなかった でも養育費は・・ かなり少なくなったけど 承知して 離婚届にサインをもらう。 明日役所に届にいきます。 アタシ 自由になります。 その後 どうでもいいような奴のバイトの話や 生活の苦しさ 実家の親の借金の話 いろんな話をしていた。 もちろん彼が。 アンタのことには興味無いの そう言ってやりたかった でも黙って聞いていたんだ。 帰ったのが2時半 クタクタになりながら今日記を書いています。 頭が痛くって 奴が帰ったすぐに おなかが痛くなって下痢をして あぁ 多分 夜中に又吐くのかな とも思うけど 明日で水鳥は自由だ。 これから生活はもっと苦しくなる それでも自分を取り戻す事が 少しずつできてくるだろう 憎しみに浸っていたこの何年 その憎しみから解放される事はあるだろうか それはわからない ただ これ以上憎むことは無い そう願おう 父親としての奴は 認めるしかなくって それは永遠なんだろう だけど水鳥の旦那としては 今日が最後だね そう思ったら 笑顔で送り出せた ありがとう いろいろと ね そう言った 生活させてもらったんだから 小さな天使をもらったんだから ありがとう それ以上も無ければ それ以下も無い めまいがする それは解放されたからかしら それとも この数時間が苦痛だったかしら そんな風に思いながら 鎖が今解き放たれたコトを 実感しよう 水鳥 がんばったよね? ...
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