変わらない人間@離婚に向けて大いなる一歩 - 2002年02月15日(金) 助けて助けて助けて うずくまって携帯を手にした 誰か助けて すがれる相手が居ない事に 気が付いた 昨日 元旦那から電話が鳴り 日曜日に会おうと言われました 水鳥はこう答えました 「明日がいい」 今日会ったのです とうとう対面したのです。 昨日の夜は緊張と恐怖で寝れなかった 今日は朝から何も考えれなくって 今日の午前中に会う約束なんだって 怖くって怖くって 昼の12時を過ぎても来ません 1時近くに現れました どうせ今まで寝てたんだろうと 人生の問題を話し合うはずなのにって 情けないやら虚しいやら 通帳等を説明して奴の通帳を返し 実印などを渡しました 離婚届を書いてもらおうとしました。 問題が後から出てね そういえば 水鳥は 現住所の所で離婚届を取ってきてたんですけど 考えてもみれば 本籍で取ってこなきゃいけなかったんだ で 書いてもらっても戸籍謄本が無く 結局今日は出せなかったけど もう離婚は承知してもらいました。 慰謝料はなし 養育費と学資保険を払ってもらう約束をしました。 沈黙 拒絶 憎しみ 殺意 そんなもの達がアタシを押しつぶそうとしてた もしかしたらアタシだけじゃなく 奴もを押しつぶそうとしてたかもしれないけど 水鳥の母がやってきたけど 母は水鳥達の会話には入らない どれほど苦しくても 自分で話さなきゃいけない でもね 結局奴は 話し合うコトを拒絶した。 何も話し合わない 養育費をいくら払うか それを聞いてただ分かったと言った 最後なのに 最後まで話し合うことが出来ない そんな関係が一番嫌だったのに 何も言う事無いの? そう言ったら 別に そう答えた 別に アタシが一番嫌った言葉だった 会話を拒絶し ただ沈黙でアタシを潰そうとするんだ。 もしアタシ達の間に会話が成立してたなら 違った関係が出来てただろう 違った結果があっただろう それも全て もう終わった事だけど。 今更なんとも思わない ただその沈黙を 憎んだ 奴を 憎んだ そして 一人で震えた 怖かったんだ アタシはずっと 何も言わずに こちらを見もしない タバコを吸いに部屋を出た奴 水鳥は違う部屋に逃げ誰かの声を聞きたかった 『がんばれ』 そう言って欲しくて いや なんでもよかった 誰かの声が聞きたかった 恐怖を抱きしめて欲しかったのかもしれない 携帯を手にして 誰に電話すればいいのかわからなくなり ただただ震えた 座り込んで立ち上がれなくなった 部屋に奴が戻ってきても アタシは戻れなかった 怖いよ 誰か助けて 助けて そう心の中で何度も呟いた 急に孤独を感じた アタシ一人だ 一人ぼっちだ 涙が出てきたんだ 立てない 震えが止まらない その時はまだ 母は来てなくて アタシと奴だけだったから 母が来て会話が再開されたけど 水鳥の恐怖は消えなかった それでも水鳥は 逃げなかったんだよ 逃げたかったけど もう消えちゃいたくて 本当は死にたくって 誰か ねぇお願い そう心の中で呟きながら 奴を見据えた ココで逃げたら もうアタシは駄目なんだ アタシが何を話しても 興味なさそうな奴 アタシはまるで 一人で呟いているかのような そんな錯覚に襲われた この人は永遠に 変わらないんだろう こんな大切な話でも 沈黙によって 全て解決するとでも思っているんだろうか それとも 大切だと思ったのは 精一杯の勇気を出したのは 苦しんだのは 泣いたのは 吐いたのは 水鳥だけ? バカにしたような笑いを浮かべ 冷たい目でアタシを見た奴 『で?それだけでいいの?』 殺意が蠢く 殺してやりたい いや 目の前で死んでやろうか そんなコトを思った また会わなきゃいけない ちゃんとはんこをもらうため でも大丈夫 もう最後なんだから もう苦しまなくていいのなら もう怯えなくていいのなら 戸籍謄本を取って 相手の親に証人の印鑑を貰い それで奴との関係は終わる きっとこれから 子供と水鳥 すごく大変で苦しい生活が始まるんだろう でもいいんだ 怯えて暮らすよりいいんだ 小さな子供達はこれから 辛い生活を強いる事になってしまうだろう 精一杯の愛をあげなきゃね アタシは自由になれますか? アタシはココに居ていいのですか? がんばったでしょ? 届けを出すのは火曜日 そう決めた これ以上の憎しみはいらない 抱きしめてくれる人はいないけど 憎む相手もいらないんだ がんばったんだ 誰か誉めてくれないかな くれないかな 水鳥。 ...
|
|