記憶 夢 願い - 2001年12月22日(土) 想い出に生きる人を哀しい人だと そう思ってたトキもあった 想い出にしがみつく人に 前を向いて歩けと言ったこともあった あたしはきっと 想い出に生きる人間になる気がする 頭が痛い 困った せきが止まらない 苦しい 病院に行った 喘息だそうです。 風邪の後にせきが止まらないから。 頭が痛いのは言わなかった それはなんとかなるだろうと そう思ったから。 なんだか眠い 何もかも忘れて眠ってしまいたい。 二度と目覚めなきゃいいのに 夢だけで生きていけたらいいのに もしかしたら 今の現実が 夢なのかもしれない 辛い辛い夢 そんな事ありえないのに そう願った 誰もが一度は願う事 これが夢でありますように と 病院で大量の薬をもらった これは頭痛薬といっしょに飲んでも大丈夫なのかな?? とりあえず もらった薬を飲む 眠くなった 寝てしまいたい そんな睡魔と戦いながらの仕事 明日はあたしはどこで何をしているだろう 幸せだろうか やっぱり頭が痛いのだろうか 眠い 眠い 眠い 髪を切ったんだ ほんの少し切ってもらって 色を染め直した 「髪を2センチ切ってください」 もし記憶屋さんがあるのなら 「想い出を2センチ切ってください」 『その中にはいい想い出もあるけどいいんですか?』 「はい それで辛い想い出が無くなるのなら」 辛い想い出を切り取って 残った記憶だけで生きていければいいのに 「記憶を全て切ってください」 『あなたがあなたじゃなくなりますけどいいですか?』 「新しいあたしになります」 あたしがあたしじゃ無くなる事の意味を知らない 馬鹿な願い 無くすのは記憶だけじゃないのだろう 新しい自分を作り 受け入れるのは きっと何より辛い事だろう きっと何より孤独なんだろう 楽しい記憶が10あるのなら 哀しい記憶は20はある きっとそんなもんだ 誰もがそうなんだ うん あたしがあたしである事を いつか嬉しく思える日がくるだろうか 誰かに心から抱きしめられて 誰かを心から抱きしめてあげれるような そんな自分になる為には どうすればいいのだろう 目が覚めれば明日は来る 逃げるな 水鳥 逃げちゃダメだ ...
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