強い私 弱い私 - 2001年10月10日(水) 誰もが弱い人間だ 時に苦しみに負けて死を求めてしまう時がある 誰もが強い人間だ もう立ち上がれないだろうという問題を いくつも何度も乗り越えて 今 生きているんだから 私の強さの訳は 子ども達だ でも実は 私の弱さの訳も 子ども達なのかもしれない なんとなくね そう思っただけ 今まで何度も死のうと思った事がある 誰もが何度も乗り越える事かもしれない 死に逃げる でもね こうして生きている 生きている事は強さの証じゃないだろうかと思う そして 誰かに愛されてる証 親だったり 子どもだったり 愛する恋人だったり いや 飼い犬でもいいじゃん 愛されてる証なのかもしれない 生きている事は弱さの証じゃないだろうかと思う 死に対する恐怖 先の見えない未来にかすかな希望を持ち 必死で生にしがみついている 強いねと言われたら うん 強いよと答える 弱いねと言われたら うん 弱いんだと答える 私たちは 強くもないけど弱くも無い そうでしょ? 生きていればいいことがあるなんて そんな楽観的な慰めばかりを 簡単に口にする人もいるんだけど 多分苦しみの方が圧倒的に多いはずだ それでも生きる 強いから 誰かを求めて 愛されたくて 一人でなんて立っていられなくて それでも必死で生きてみる なぜなら弱いから 生きている限り 数え切れない苦しみと 幸せを味わって 強かったり弱かったりの自分と付き合っていかなきゃいけないね それでもやっぱり うんと強くなりたい 生きていきたい 愛されたい 抱きしめて欲しくて 抱きしめてあげたくて ただそんな風に思えるのは 生きている証であるんだけど ひとつだけ例外がある 生きていても 心が死んでしまった場合 ...
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