闇の底に...Cuckoo

 

 

ひとり+ひとり= - 2001年10月09日(火)

結局は誰もが孤独で
寂しいと泣いたり 笑ってみたり
たとえ一人が二人になっても
孤独は孤独で
孤独を隠す為道化師の様にはしゃいでみても
最後に残るのは
『寂しい』という感情だけだったりする


前回の日記にも書いたけど
考えてみたんだけど
当たり前のように 答えなんてでなくて
悲しみと怒りと 無気力な自分がいて
もうどうでもいいや
そんな感情だけが残ってしまった

まぁいいさ
幸せになりなさい
誰も傷つけずになんて生きてけないんだし
傷つける気が・・・
あったような気もしないでもないんだけど
なんてゆうか
そんな気が無かったって事にしておこうか
そう思ってみても

今でも傷つけようとしている彼らを見てしまうと
水鳥がどうなれば彼らは満足するんだろう
なんて ぼーっと考えてしまう。

人は他人の心なんて読めないから
時として自分以外の人に感情がないものの様に扱う
どんなに悩んで苦しんでも
苦しめてる相手は
まったく気が付かない
いや 興味がないのかもしれない
そういった人間は
相手が自分のせいでもし死んでしまっても
まるでテレビの中の人間を見てるようにくらいにしか感じない
そう思うんだ

そして 誰かに相談しても
相手を間違えば同じ事が起こる

「客観的に見て たいしたこと無いから大丈夫」

いじめで先生が思いそうな事だよね

客観的に見てるんじゃなくて
他人として見てるんだよ
2次元の世界でしか物が見れないんだ

自分が苦しくないから大丈夫
自分がなんとも思わないから それほど深刻じゃない

その程度の見方しかできない人間に
僕らはなんで必死に助けを求めてしまうのか
大丈夫だと言われたら
あんたになんて相談するくらいに苦しいんだ
大丈夫ならあんたなんかに言わないよ
そんくらい言ってやらないと気がすまないくらいだよね

そう 誰もが自分の心の中しかわからない

自分の心を言わない水鳥は
誰にも分ってもらえるはずなんてないのかもしれない

でも そうじゃない人たちも沢山いたりする
彼らの言葉を聞いて

なんで水鳥がそんな事する必要あるんだよ

そう言って笑い飛ばしてくれる人が どこかに実はいるのかもしれない
残念ながら水鳥の心は
しっかりと閉ざされてしまって
見つけ出す事ができないのかもしれないし
本当に誰もいないのかもしれないし

臆病な私は
一人になるのが怖いんだけど
相手の心の奥を知って
自分を拒絶されたりなんてしたらもっと怖くて
気付かれないように
壁を張り巡らせてるような感じがして
その壁を

今日もまた

ため息をつきながら見上げる

どんどん高く厚くなる壁は

どうやったら壊せるのだろう


どうやったら乗り越えれる?



相手の心が読めると
安心するかもしれないけど
更なる苦しみを産む気もするね

一人でいるのは孤独で寂しいけど
結局は2人でいても心は1人で
目に見えない寂しさに襲われてしまうのだろう

それでも私は

誰かに頼りたくって

頼る相手なんていなくて

涙を見せれる相手もいなくて


一人で泣くんだ



今宵も月の下で


...




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