「立派な大人」の意見と混沌の世界 - 2001年09月05日(水) 私は大人のようで 子どもなのかもしれない なぜなら 「立派な大人」には 成り切れないから テレビを見ていました。 「失業率が5%と言うのは 欧米などを見てもそんなに高くない それほど深刻ではない」 と 政治評論家であり コメンテーターでもある すばらしく「立派な職業」についている おば様が息巻いてた。 別に今までの日記から趣旨を変えて 毒を吐こうという訳じゃない。 ただ 彼女のいわんとする事の理解ができなかっただけ。 同じような事を他でも感じた事がある。 「最近の若者は暴力で物事を解決する」 と ずいぶん前に誰かが言っていた。 忘れてはいけない。 【悪いことをすれば殴られる】 そう教えてきたのも大人達なのだから。 昔の人は 悪いことをする子どもにおしおきをした。 ほんの少し前までは 学校の先生は「教育的指導」の名の元に 生徒を痛めつけた。 子どもは成長し大人になる。 大人になった子どもは子どもを産み、教育する。 繰り返される教育 そして学ぶ教訓 まるで突然変異したかのように 暴力で物事を片付ける人間が生まれたかの ように言われるが、そう教えてきたのは 「立派な大人」達なのに これから先 失業率がどんどん上がると予想されているらしい。 でもあの人は言うのだろう 「まだ他国に比べると問題ない」 自分が失業するまで。 まるで いじめなんてない と言い切る 無関心な学校のように いい学校に行って 一流企業に就職しなさいと 昼間から喫茶店に入り浸る 母親のように 自分の給料は削らずに 国民の税金をあげる 政治家のように こんな混沌の世界に 信頼なんてものは存在しないのだろうか 誰もが求めて 誰もが忘れてしまった 信頼と愛情は もう手に入れることができないのだろうか それともやっぱり 私だけには手に入らないものなのだろうか ...
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