And now for something completely different.

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書き逃した事と今日の事2.

2005年06月08日(水)


最近読んだ本事情。

1.
百けん先生の『御馳走帳』が予想以上に面白い。
「うまいから、うまいのではなく、
 うまいまずいは別として、うまいのである。」
って一節は、、まあ、、前後の文章を読まないと
意味が通じないけれども、
要は美意識の持ち方のお話。
この人は、そのノホホンとした外見とは裏腹に
一般に遊びと言われるような事を自然と超越していてカッコイイ。

小学校の自分から煙管を吸っていた話なんかもあったりで
だてに語るわけじゃなし。

2.『友よまた逢おう』
これは、坂本龍一と村上龍の往復書簡をおさめた一冊で
そこに惹かれて買ったんだけど、、
まーやっぱり書いてる事は外向けというか。
出版すること前提でのやりとりだから
作られていて、期待していた面白さはなかった。
面白かった所は
「自由な教育はクリエイティブな人間をつくるとは限らない。
 逆に画一的だ無個性だと言われる日本から斬新なプロダクツが
 どんどん生まれて来たりする。」
っていう坂本龍一の言葉と
「ゴダールのような人がいるということは、
 自分には失望しても、世界に対して希望をもてるんだよな。」
っていう村上龍の言葉。

3.宇野千代『おはん』は今読み途中なんだけど
一人称の小説自体読むのが超久々で
新鮮。さらに文語まじりの口語でさらに新鮮。

4.一度読んでみたかった岩井志麻子の本を見つけたので
買ってみた『魔羅節』。
言い回しが非常に自分の好きな感じ。
現在に精通してない感じも凄い好き。
しかしテレビのイメージは拭いきれず...
.....そこは嫌い。
熱帯っぽいのにどこかひんやりした感じは
好きなんだけど、そのひんやりした箇所で
岩井志麻子の顔が浮かんで極寒になる...
.....そこが嫌い。

それにしても岩井志麻子のオフィシャルサイトのクオリティは
いかがなものか。イラレの筆ツール...。

5.esquire 7月号。
戦うグラフィックデザイン特集。
Abake載ってたので購入。
↓気になった人たち。
・david Levi Strauss
・fuel-design

別の意味で気になったのが
"一台のコンピューターが一日にコネクトするweb上の軌道を
可視化したグラフィック"っていうもの。
グラフィック自体は、いいんだけど
「まさに網(ネット)のようだ」って評されていてさーー...。
そもそもwebがクモの巣から来ている訳で当然なんだよね。
クモの巣とか網がweb/netみたいなんじゃなくて
webがクモの巣みたいなんだよー..
ってwebという単語の浸透性にちょっと恐怖を覚えた。

はー。日記怠け癖ついてるから
なんだか消耗する。

今日はサッカー中継中にバイト。
そりゃあ、客来ないよなあ。
しかも店番一人だったので
店内の巨大液晶TVを、音声はCDのまま
映像だけサッカーにしたりしてた。
作業場所からTVが死角にあるので
殆ど見れなかったけどね。少しでも慰め。

息子と奥さんにプレゼントを買いに来たという
50代くらいのダンディー雰囲気ムンムンのおじさまが
HITECK FUNK(URのアーティストが主催するファッションレーベル)
とairbagお買い上げ。
おじさんでこのチョイスは本当に凄いと思う。
デトロイト!!!

で、夜は吉'sとエビカフェでご飯。
素敵な所だ!!
梅ミョウガ炒飯がウマカッタ!




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