And now for something completely different.

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ジャム!

2003年02月04日(火)


2/3
志賀直哉「和解」読み終わる。

「和解」のきっかけとして
父と同じ立場になる(つまり父親になる)みたいなのは
自分的にどうも腑に落ちない部分があるけど
結構楽しめた。 


海の上のピアニスト、見る。
今月はケーブルで結構いい映画やるんでウキウキ。

前半の、子供時代の1900と黒人パパの教育シーンが好き。
あと、ピアノ弾きながら床を滑るシーンも。

望まない結末というものも時には必要。

夜、豆まいた後
あがきにあがいて節分TOPを完成させる。
ろく〜でなし〜/越路吹雪(というよりウメちゃん。)なイメージで。


2/4
Jam Filmsを見に池袋へ。
上映時間まで本屋で時間をつぶす。
オーマイキーの絵本(写真本?)があった。
なんて読みにくい本なんだ。
映像のほうが面白い。

そして映画館に移動。平日だし、空いてる。
以下、軽くネタバレありなんで
これから見る人は読まない方が良いかと。

1.the messenger−弔いは夜の果てで−/北村龍平
 しょっぱなヘヴィーだった。「霊」とかそういうのって
 時に映画をつまらなくする、と思った。
 なんでもアリになってしまうから。
 張り詰めた感じの雰囲気と色は素敵な映画。

2.けん玉/篠原哲雄
 オープニングが最高。
 音も映像も良い感じのインパクト。
 「飲食男女」のオープニングに通じるものがあった。
 山崎まさよしが実にいい味を出している。
 
3.コールドスリープ/飯田譲治
 この監督が、ドラゴンヘッドか、、怖いな。
 オチがいただけないけど映画にでてくるキャラはいい。

4.Pandora−Hong Kong Leg−/望月六郎
 麿赤兒がでててびっくりした。怪しい役でかなりハマリ役。
 吉本多香美も艶っぽくて、ハマってた。
 なんか物凄くフェティシュな感じだった。
 「秘密をなくす為の秘密」ってのと
 「秘密を持ち続ける為の秘密」っていうのにグっときた。

5.HIJIKI/堤幸彦
 狙い過ぎてて好きになれない。
 でもこの監督の他の映画を見てみたいと思った。思わせられた。
 それも計算に入っているのだろうか。
 とりあえず最初と最後にでてきたようなテロップは嫌い。
 
6.JUSTICE/行定勲
 ポツダム宣言もブルマも
 苦悩の元であり、またピースでジャスティスでもある。
 そんな青春映画。良い感じの軽さ。
 女の子が凄いかわいい。

7.ARITA/岩井俊二
 独創的と奇抜の違いを見せつけた一本だと思う
 (コールドスリープは奇抜)。 
 なぜそこに広末なのか。広末ってもう、
 役演じてても広末にしか見えない。
 

どの監督がどの作品を撮ったかっていうのを
作品上映する前に流さない所で
また観る側の楽しみが増えている。そんな感じ。
帰宅。


丑三刻、地元の友達らとジョナで話す。
彼女と別れたばかりの友人の話を聞こうじゃないかの会発足。

彼女から別れようと言われて
自分的にも納得してピリオドをうちたいのに
向こうから会おうと言われると会っちゃうし
気持ちもひきずってしまう、と。

ほーー。様々な恋愛の形を垣間見た。

その友達は、ホント、生活の中心が恋愛。
凄いと思う。そうなりたいとは思わないけど
そのパワフルさは少しあやかりたい。

朝の六時はまだ暗い。公園をちょっと散歩して帰宅。
凄いびっくりした。でももう、しばらくはいらないし、そういう風にも、見れない。



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