2009年02月09日(月) |
岩崎博物館〜身を持って知るファッション変遷史〜 |
さて続き。 消え行く肉まんを、舌に記憶しながら(笑)移動。 元町を通り抜けて、外人墓地をぐるりと回るように…坂! たった今の肉まんで、エネルギー補充しておいてよかったねと言うべきか たった今の肉まんを、消費できてよかったねと言うべきか 港の見える丘公園めざして、ヨイショヨイショ。 でも、目的は港の見える丘公園なんかじゃありません。 この寒いのに公園なんてじょうだんじゃない。 その手前にある… 岩崎博物館が目的なのでございます。
ファッションの変遷やら、ガレやらエミールやらのガラス細工が見られるところ。 …なんだけど、展示物はたいした事ありません。 非常に興味深くは有るけれど。 数がたいした事がない。ホントに数歩歩いて終わるくらい。 ここでの目的は…ドレス撮影でございます! まただよ…とか、言わない!そこの人!←どこ(笑)
いちお、先に展示物を見てみる。 すると、先客が居る事が発覚←あくまでドレス撮影の話 へ〜…ほ〜…あんなふうになるんだ…
それじゃそろそろ私達も出陣いたします? 受付に行くと、なんと、先客がもう一着ずつ着ると言う! 少なくともあと2、30分はかかりますので…って。 え〜…そんなの、ここでマゴマゴ待ってられないわ。 さっそく残念かっ!? う〜ん…それじゃ、洋館でもちょっくらまわってきますか。 とりあえず予約して、ドレスだけ決めておこう。
とか思ってたのに。 このドレス選びが難航!(笑) スタッフの女の子が、すごく一生懸命で超好感度(*^_^*) 最初は写真で見るのですが、でも写真で見ててもよくわかんないわね? と言うと、実物を持ってきてくれるのです。 悪いんだけど、これも見たいの、アレが見たいのって言っても ハイ、ハイ、もういくらでも言ってください! せっかくですから、じっくり選んでくださいって、 二人分、あーでもないこーでもないと言うのを嫌な顔一つせずに 全部ドレスの説明してくれました。
さすが、ファッション史博物館のドレスだけあって、 貸衣装のレンタル落ちみたいなドレスではなく、 ちゃんと、これはロココ調とか、エンパイア型とか、バッスルスタイルとか 時代ごとにわかれています。
最初は、当然ロココドレスよ!!と思って行ったのですが… 実際見てみると、…なんか…アレね… …あまり他人事とは思えないドレスだわ… 見慣れてるって言うか…(笑)
なんだかあまり違和感を感じないロココドレスよりも 普段着る事のない、バッスルスタイルのほうがいいんじゃないですか? と、アドバイスを貰い、結局私は、グリーンとイエローのバッスルドレスにしました。
隣でこれまた、あ〜、そーゆーの好みよね、みたいな ピンク系のドレスを選んでいたS様 突如として、やっぱり普段着る事のないドレスの方がいいわねぇと方向転換。 どれが一番普通じゃない?って聞くから そりゃ、ロココドレス(笑) …というわけで、イエロー地にブルーのバラ柄のドレスに決定。
なんて気付けば30分経過(・・;) あらあら。けっこう迷ってたのね。
ドレスを渡されて2階のドレスルームでお着替えします。 バサバサと着替えて、自分の姿を見てみる。←まだ出来上がりじゃないけど
…(・・;)…えーっと、アレだよアレ。
パンパン←手を叩く 「急いで!ミルクをこぼしてはダメよ! パックの準備は?シャンプーは?完璧ね〜♪ (こ〜こに♪)(あり〜ます♪卵の白身に〜コニャックを一杯)」
さっそくリヒテンシュタインごっこ(笑)
ドレスだけ着替えて、ワッサコワッサコ降りて来ると、 スタッフさんが、小物を装着してくれます。 私は、胸元にアクセサリーと、頭にお帽子。 ヘアスタイルも、セットをしてくれるわけじゃないのですが、 ちょっとこちらに寄せますか?とか、まとめますかとか、色々やってくれる。 髪は、片方に寄せて垂らす事にしました。
しかし対応も丁寧なこともさることながら…
ようやく撮影です。 撮影もこの子がやるのね? それじゃと壇に乗り、指示されるままにポーズをとる。 こう?こうね?OKよ、いつでもかかって来なさい!←?
「うわぁ〜!お姉さん!一枚目からいい笑顔ですね〜!」
(◎◎;) あ、ありがと
「なんか笑顔が慣れてますね!」
…それがある意味仕事ですから。
「わ、どうしよ。 カワイイ!惚れちゃいますよ(笑)」
…(・・;) …(^-^; ちょっと、皮脱いでごらん? あんた、中身、完治なんじゃないの?(笑) ↑美容師完治、得意技:痒いまでの持ち上げトーク(^-^;
先に私が撮影終了。 リヒテンシュタインは、現代の武器デジカメを手に持ち ロココの女王を撮影(笑)←撮影場所でなら、自分のデジカメで撮ってもいいのだ
S様はポンポンに膨らんだロココドレス。 当然 「ワタクシは…フランスのじょーおぉーなのですから〜」 …と言って頂く。
しかし、この女王ときたら… マリー・アントワネットっていうより、マリア・テレジア どうにも世界征服を企んでいるようにしか見えない(^-^; そこが少々残念…(笑) ♪私の〜命私のもの〜…エリザの方が、っぽいかな… ↑どうしても例えないといけないのか
というわけで、こんな風に出来上がりました〜 ホホホ(笑)
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