2008年06月15日(日) |
鎌倉紫陽花ツアーその2 |
おみくじも引いたし、お守りも買ったし。 観音様にもお参りしたし。 長谷寺さん、ありがとう…ってわけで、長谷寺を後にする。 ふと確認すると、すでに80分以上待ちの整理券番号が… せいぜい、30分程度でましだったのでしょうか(◎◎;)
長谷寺の門を出てくると、あら?あれなぁに? 端的に言えば「客引き」 人力車屋さんのおにーちゃんが、すぐご案内できますよぉ〜と客引き中。
人力車かぁ… ・・・・・・・・ちょっと乗ってみたい♪ しかし、いかほどなもんなのかしらね? 京都でも乗りたかったんだけど、 なんだか人力車って、数十分で何千円もして、 ぼったくりっぽいイメージがあるんですもの。
とりあえず、おいくらなのかしら? と聞くと 1区間3000円(2人乗り) と。 30分8000円(2人乗り) などなどがある。
どう違うの? と聞くと、1区間っていうのは、本当に乗るだけ。 乗り降りせずに、人力車に乗ることを目的とする、 いわゆる修学旅行生向けらしい。 ふつーは、貸切で30分以上からご案内させて頂いてますぅ〜 と、にーちゃんが言う。
う〜ん…そうなの?なんだかよくわからないけれども?
その、○分コースっていうのにすると、観光案内まで入るそうな。 どこそこまで人力車で行って、人力車を降りて、そこの案内をしてもらい、 それからまた人力車に乗って、また別の観光地に案内してもらう… そーゆーもんらしい。
鎌倉文学館とかご存知ですかぁ〜?と、にーちゃんが言う。 うん、知ってるわ。 (さっき、ガイドブックで見て知ったばっかりだけど(笑)) そこのお庭なんて綺麗ですよぉ〜と、にーちゃんが言う。 へぇ〜、確かにガイドブックでは綺麗だったから、ちょっと気になってたのよね
「ベルサイユのばらみたいですよ〜! ご存知ですか、ベルサイユのばら!」…と、にーちゃんが言う。。。。
…このアタシ達に、ベルばらを知ってるかと聞くか? それは、原作かしら?それともアニメ?なんなら舞台?いっそ外伝? ベルばら歌留多はご存知かしら? 「あなたは薔薇の花びらを」と言ったら続きは言えて? 「文句があったら」と言ったら? ・・・・・と、ちょっと苛めたい衝動に駆られながら苦笑い(^-^;
もう、お二人にピッタリ!と、それワッショイワッショイお持ち上げ。 裏道小道素敵な道を通って、ご案内させて頂きますぅ〜とか言いながら 気が付けば、1時間コースのお勧めに入ってるじゃないの。 ガードが甘いと見たわね? そりゃ〜勘違いってもんよ。 アタシのガードは甘いけど←もしもし? S様のガードはそうはいかなくてよ?←人任せ(笑) トントン進める様子にカチンと来た様子のS様。 やっぱり、初心に戻って、やっぱり1区間お試しコースしてみる〜? と、S様が言うと
「そんなんでしたら、もうやめた方がいいです。」←にーちゃん売り言葉 「…じゃ、やめるか!」←S様買い言葉 「え、ええぇぇ〜(◎◎;)生意気言っちゃってすいません!」←にーちゃん大慌て
・・・・・・(^_^;) こ、こらこら。 そこまでガツンと行くか? 結局、30分貸切コースで折り合い、人力車に乗る事にしました。 初、人力車♪
さっそく車夫、うっちー君の車に乗る。 ↑さっきのにーちゃんとは別、彼はあくまで「客引き」であって、車は引かない…らしい。 うっちー君が引くのは… 「舞姫」号 あら♪アタシ達にピッタリ♪
…とかってさ。 自分で言うのは、なんて事ないんだけれども。 このうっちー君が…これまた口達者で(笑) さすがの私達も、痒くなるような誉め言葉が、次から次へとツルツル出てくるわけ。
「もう『舞姫』にぴったりの、お姫様2人ですね!!」 …から始まり…
まずは裏道小道素敵な道を通って、甘縄神社へ。 観光案内チックな歴史案内をしてもらい、入り口で写真を撮ってもらいました。
「後ろの紫陽花よりも美しいお二人の笑顔ですね」 ↑うっちー君談 …そ、そうですか(^-^;
お隣のおうちは、川端康成が晩年を過ごした家だとか、 長谷児童館?だったかな?素敵な洋館を見せてもらって、 観光案内を織り交ぜつつ、裏道小道素敵な道を通って←けっこうツボ(笑) 鎌倉文学館へ。 ここで下車。うっちー君のご案内を聞きながら中へ。 薔薇が綺麗なお庭に、素敵なお屋敷。 ベルばらとまではいかなくても、大正レトロな素敵な雰囲気の場所でした。 お屋敷に至るまでの、紅葉の若葉トンネルがとても爽やか。 江ノ電、長谷寺と、人だらけの場所を通ってきただけに 文学館の静けさは、心に染み入りました。 時期が少し遅いですが、まだ薔薇は残っていました。
「薔薇よりも美しい、二つの薔薇が咲きました♪」 ↑うっちー君談 おおっと。 出たよ・・・・・・・・・・・・・・・・(^-^;
いいから!無理に誉めてくれなくっていいから! ソフトな語り口調のうっちー君。 これでもかこれでもかの、口達者の誉めっぷり。 か、痒い!カユイカユイ〜(笑)
そして食事をするために、裏道小道素敵な道を通って…(笑) 海岸沿いへ。 ここで、人力車の旅はおしまい。 いや〜、なかなか楽しかったわ♪
最後に、領収書を書きますので…とうっちー君が言う。 領収書〜?要らないわよ〜そんなもの。 と思ったんだけど、 領収書は3枚綴りになっていて、一枚はふつーに領収書。 その下2枚が肝心。1枚は今後3年間!使える割引券。 その下は、うっちー君に対する感想のお手紙用ハガキ。 なるほどね〜。よく出来てるわ。 それじゃその領収書、頂かないわけにはいかないのね。
宛名はいかがいたしますか?って言われても。 いや、別に… だって領収書自体要らないし(笑) 上様でいいよ。と言ったのに。 では…と言って書き書きするうっちー君。 そして渡された領収書には…
「ヒメ様」
…と、書いてありましたとさ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(爆笑)
誉め殺されたくなったら、是非うっちー君の引く、舞姫号へどうぞ。 ちなみに、女の子の車夫(車婦…か???)も居ましたよ。 鎌倉には、4人の女の子車夫さんが居るそうです。 人力車を引くのに、腕力は要らないそうです。 スタミナさえあれば、出来るそうですよ。
…というわけで、続く(笑)
|