シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2008年04月07日(月)  こんな姪でごめんなさい

伯父が亡くなりました。
もう何年も会ってなくて…
だから、最近の記憶は全然無くて。
小さい時の思い出の方が鮮明。
お土産に、ピンクのもぐらのぬいぐるみを貰った事があって。
私は、しばらく「もぐらのおじちゃん」と呼んでいました。
もぐらのおじちゃんのご冥福をお祈りします。

というわけで。
不謹慎で申し訳ないのですが。
こんな姪の迷走ぶり。

なにせ人手不足の店なので。
お葬式には行かれませんが、お通夜には行く事にしました。
…と言っても、当然店から行くしかないわけです。

喪服で接客?
…は、まずいよね。
でも、喪服一式持って行くのはちょっと…。(雨だし)
お通夜ですし、黒ならいいかと、黒いワンピースを着る事にしました。
と、ここまでは順調。
ハッ!と思い出す。

靴が無い

お葬式用の黒い靴を、妹が持って行っちゃってるーっっ!!!
黒いシンプルなパンプスなんて、なんてなんて〜っ!!
当然、アタクシ、アレしか持ってないのに(T_T)
お葬式用にと、わざわざ買ったものなのに〜っ!
一緒に行く約束をした従姉妹@ちょっとおねーさんの、Mちゃんに、そっとメールで相談。

エナメルのバレエシューズと
光ってないけど白いステッチの入ってる網上げの靴、
どっちがましだと思う?


返答。
…それは悩ましいね
24cmなら貸してあげられるけど。


悩ましいとは、なんとも遠まわしな表現ね
残念ながら23cmなの。。。(T_T)
ブーツはダメかな…?
あ!ダメだ〜っ!ブーツも甲にフリルが…
30過ぎて、足首リボンじゃちょっとくだけすぎ?(^-^;


返答
・・・・・・・・・・・・うーん(-_-;)

あ。
とうとう無言だ。。。。(・・;)
しょーがない。時間はないけど、なんとかして買いますよ。。。

と、思ったんだけれども。
うちのお店の近くの靴屋さんやらお洋服屋さんやらを覗いても
およそ、私の希望と予算に合う靴が無い!
きゃーどうしよっ?!
お店から歩いて行かれるお店は…
あ、あそこにもう一軒靴屋さんあったわよね?

行ってみる。
あ、ちょっといい感じ?
と、思って中に入ったんだけど、
品揃えは大きくストライクゾーンを外している…
青地に銀で龍の柄のパンプスってどうよ(-_-;)

そうだ、もう一軒あそこに…
…!
潰れてる(◎◎;)

こうなったら、待ち合わせの渋谷で買うしかないわねっ?
すっごいギリギリのような気がするけど←気がするではない、そうなんだって
だけどそれしかないわよねっ?
渋谷まで行けばなんとかなるわよねっ

だーけーどー!
なかなか早く上がれずに、結局渋谷に着いたのは、待ち合わせの15分前。
移動の時間を除くと、買い物の時間は10分しかない。
間に合うかなぁ〜?
Mちゃんとの待ち合わせは、
はっきり言ってかなりの連敗なのだ。

↑前回も待たせている(^-^;
今度こそ、お待たせしないのだ!…と、心に決めてみたりしてるのだが。

地味でいいのよ。地味で。
つまんなくっていいのよ、つまんなくって。
そんでもって、とりあえずだから、そんなに高くないのがいいのよ。
記憶を手繰って、あ…地下にごちゃっっとしたお店があったような…
急いでバスから降りて、半蔵門線の入り口へ。
階段を降りながら、奥にチラッっと靴が見える。

おぉ!あったぞ!
アレアレ。アレでいいのよ。
ご希望のデザインと←でもちょっとリボンが付いている(笑)
ご希望のお値段で、
ご希望通りの靴をゲット。これで安心♪

待ち合わせのrankingranqueen前に行く。
まだMちゃんは来ていない。よしよし♪

…まだ来ない(・・;)
お店の中見ちゃおっかな。

ぐるりと回る。
…まだ来ない(・・;)
商品じっくり見ちゃおっかな。

イロイロ見る。
あ、コレ欲しい。。
…まだ来ない(ーー;)
コレもなんか面白そうだわ。
なんかこんなのも欲しい。。。

…。
ねーっっ!…早く来てーっっ!!
早く来てくれないと…来てくれないと…
くだらない買い物してしまいそうよーっっっっ!!!


3回目にお店の外に出たところでようやくMちゃんに会う。
ホッ!とりあえず、くだらない買い物は回避されました。
さっそく靴を見せる♪

「これならいい?」

返答
「…いいんじゃない?
 でも、髪は縦ロールなのね?」

…(゜0゜;)
・・・・・・・・・・・・・・あのぉ〜〜〜。。。。
あのね、靴を手にするのにけっこう苦労したの。
苦労したんだけど…だけど、その苦労をすべて差し置いて

そこ突っ込むかっ?!

斎場に着くと、すでに親族のお焼香は始まっていました。
Mちゃんは、控え室に用があったので、先に私だけ会場へ。
そっと中に案内され、別の従姉妹の隣に座る。
こっちのM代ちゃんは、10年以上会ってないかも…(・・;)
その隣の従姉妹、Y子ちゃんも、もしかしたら15年くらい会ってない?(笑)
コソッっと話しかける。

「久しぶりぃ
 今ね、M子ちゃんと一緒に来たんだけど…」

「え?
 はぁ…うん…そぉなんだ…」


…何かしら。
なんだかそっけない返事ね?
そりゃ10年以上会ってなかったけど、
だけど、10年経ってる気はあんまりしないし…
その隣のYちゃんにも目配せをしてみるが…
なんだか、ソワソワと目をそらす。

…何コレ?
なんのイジメ?(T_T)
遅れてきたのがそんなにまずい?
はっ!
まさか、まさか私がわからないわけじゃないわよねっ?!
だって、私はすぐにわかったわよ?

…そのまさかだったんです。
お清めのお席で、まさかの真実が発覚!

妹が先に行っていました。
父の隣に座っていました。
もうおわかりでしょうか?

その場の親族のほぼ全員が、
父の隣に座っている妹を、
  私だと勘違いしていたのです!


Kちゃんは←私
叔父さん←父
の隣に座ってる…のに?
あれ?
じゃぁ、今来た、Kちゃんっぽいこの人はいったい???(・・;)
じゃぁ、叔父さんの隣に座ってる、
Kちゃんだと思ってたKちゃんっぽい人はいったい??

従姉妹達の、おかしな言動はずばり
「Kちゃんはもう来てるのに
  Kちゃんみたいな…あんたはいったい誰ですか?」

だったわけです(-_-;)

伯父の1人が、お通夜が始まる前に、妹に聞いたそうです。

「今日はTちゃんは?」

…。
妹の答え。

「私がTですけど」

伯父さん伯母さん、従姉妹たちにとって、
妹「Tちゃん」の記憶は、高校生の制服姿。
って言っても何年前の話?なわけだけど(笑)
姉「Kちゃん」の記憶は、ハタチ過ぎぐらいなわけで。
ちょうど、今の妹ぐらいかな?

ろくに会わない親戚同士では
こんな事も起きる…のかしらね?

おそらく、もぐらのおじちゃんも…
一緒に混乱していた事でしょうね。

でも一言言わせて!
そんなに似てないと思うのーーーーーっっ!!!

親族一同の言い訳
「並んでみると、あぁ、なるほど、KちゃんとTちゃんだと思うけど
 単品で見ると、なんとなく間違えちゃうのよ」

…そーゆーもん?(T_T)


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