女王様の日常。
kina



 かのじょがかいしゃをやめること

会社の人がやめることになった。

なかよし...仕事の相手にそういうのもおかしいけどさ。

とりあえず誰にも言えないから、ここで言い訳をしておこう。
だって私もいそがしかった。
彼女が休みやすいように配置もした。
所詮、委託。相手になんていえばいいのさ。
契約からむとわかんない。

だってだってだって。

結局私のこともおこっているのね。

何かできたのかなー。
賃金問題もあるから全部私の力不足とは思わない。環境が良くなったところでいつかはきた瞬間だとは思う。
おもうけど。

おもうけど。

だめ会社だとさんざん言ったその口で、今月中にやめたいというのか。
ただの愚痴のようにやめるやめると言っていた半年を準備期間と思えというのか。

はっきり言ってやれば。

誰がこなくても、まわるんだよ。
仕事量と人間の数に関係はあるけれど、だれだっていればいいんだよ。
あなたがいうとおりなの。


わたしだけ。

そういうんだもの。こんげついっぱいでいいじゃない。


かわりはいくらでもいるし。 
おいていかれるのはいつも私。
仕事のことじゃなくても。
さびしいし、かなしいけど。

開き直ってみせるけど。

でもやっぱり。

彼女のために何かできたんじゃないだろうか。

私が何もしなかったのが一番の原因じゃないのか。

んー。



とりあえず。

ごめんね。


といっておいた。



2015年10月21日(水)
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