白馬鹿日記

2017年06月30日(金) 入院日記(回想)・5日目

というワケで後半戦スタート。
昨深夜は「ドクターコール」というやや緊迫したアナウンスで目が覚めました。ただゴロゴロしているだけの様に見えない事も無い入院生活ではありますが、やはりここは病院であります。戦っている方は戦っているのでありますよ患者もスタッフも。暇を持て余せるというのはここでは幸運かつ贅沢な事なのだなあと実感した出来事でありました。暇だからナースに構って貰おうなどという了見を起こしてはイケナイのであります。

本日も神経痛と点滴の針跡が痛みますがそれ以外は大変に快調であります。ご飯は今日は3分粥でありましてオカズもほんの僅かながら歯ごたえ噛みごたえのあるモノが混ざってまいりました。特にお昼のタイの煮魚は泣くほど美味しかったですハイ。生姜っぽさがほぼ皆無なのに生臭さが無いという事で湯通ししたり何だりと相当に手の掛かった品だったのでは無いでしょうか。美味しい食べ物は消化器系の患者にとっては何よりの心の支えになるですよ。朝の温泉卵はイマイチだったんですけどね実は。

散歩がてらに最上階の展望室へ。狭い部屋ではありますが眺めは確かに良いです。生憎の小雨ではありましたが快晴だと脱走したくなるかも知れませんのでむしろ良かったのでありましょう。でも外の空気は吸いたい気もしますねやっぱり。まあ横浜の街中の空気ですからンなに美味しいモノでは無いのかも知れませんがエアコンで同じ温度に調整された空間にずっといると何か体に良くないモノがある様な気がいたします。多分、空気を吸いたいというよりは風に当りたいのかも知れませんですな。

退院直前の最後の平日という事で費用の概算をいただきました。約17万円となっております。健康保険があるので実際にはこれの3倍くらいの額なのでありましょうが、入院8日+ESD+止血処置+附随する諸々と考えると妥当かやや安めと言って良いのでは無いかと。看護のプロが24時間近くにいてくれて、1日に2回も医者が具合を見に来てくれるんですからねえ。彼ら彼女らがここからどれくらいの配分を受け取るのかは知りませんが、労に報いるに充分な額である事を願う次第であります。


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うるま [MAIL]

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