白馬鹿日記

2006年08月27日(日) 怒りのモドキ

頭痛腹痛クシャミ鼻水。それぞれの症状はごく軽いが全部いっぺんに来るときびしいモノがある。というワケで仕事をする気にもならず、久々にペットのケージの掃除。ケージは温度計湿度計などを外して低刺激性の石鹸で丸洗い。シェルターも洗ってヤシガラ土を交換。水気を拭って新しいペットシーツを敷いて完了。この間約10分、普段は寝てばかりいるトカゲモドキだが外に出すと俄然、元気になって歩き回るので当然放置はできない。といって予備のケージがあるワケではないのでその辺のダンボールに入れておいたらどうもそれが気に入らなかったらしい。ケージに戻すと出せ出せと暴れまわるし、出そうと思って手を入れると避けて通る。ううん、こいつ怒ってる。そういえば前回の大掃除の後もそうだった気が。ま、だとすると1日で忘れてくれるだろうからねえ、しばらく放っておきますか。ホントは感謝して欲しいくらいなんだぞ。ワガママな娘じゃ。

そうそう、何だか変なニュースを2つ発見。

※国の訴訟体制強化へ、相次ぐ敗訴で専門スタッフ増員
政府は2007年度から、国が被告となる裁判に対応する体制の強化に乗り出す。
今年に入って、薬害C型肝炎、原爆症認定訴訟など、国の政策判断などが問われる裁判で、国の敗訴が相次いでいるためだ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060827it01.htm

敗訴の理由が訴訟の体制のせいだとは知らんかった。俺はまた悪いほうが負けるのかと思ってたがそうでもないんだな。アメリカあたりじゃ嘘かホントか人を殺したギャングでも無罪にしちまう弁護士がいるなんて話も聞くが、何となくそれに通ずるモノを感じるのは俺だけだろうか。弁護士の質で訴訟の行方が決まってしまうとしたら問題は司法のありかたであり正すべきは担当職員の数ではないと思うし、そうでないなら問題は国の方策施策ではないのかね。それを力技でねじ伏せようとは国民を馬鹿にするにも程があると思うんだがどうよ。

※天下り規制:政府 撤廃検討 代わりに刑事罰で規制強化
政府は、国家公務員制度改革の一環として官民間の人事交流を促進するため、公務員の民間への天下りを事前規制している現行制度を撤廃する検討に入った。その代わりに、再就職した公務員OBが出身官庁に便宜供与を求めることなどを禁止行為として明示し、違反には罰則を設けるなどして事後規制を強める方針だが、OBの口利きなどを防止できるか否かは不透明だ。天下りの受け入れ自体が便宜供与との指摘もあり、事前規制の撤廃は「天下りの拡大につながるだけ」との批判も出ている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060827k0000m010115000c.html

人事「交流」って事は民から官への登用も天下りと同じくらいあるんだろうか。それに公務員OBが出身官庁に便宜を求めるのは今は禁止されていないのだろうか。いやあ、世の中、知らん事ばかりだなあ。(笑

しかしさあ、この国はいったいどうなっちゃたの?こういうのって、何だかアフリカあたりでクーデターで政権つかんで国を家族経営してるつもりの土人が出すようなアイディアに見えるんですけどね。その程度の国なのかね。日本ってのは。もう、外国行って日本は民主主義国家ですとか言わないでね。恥ずかしいから。


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うるま [MAIL]

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