今日は客先へ。先週に続き「テストの用意ができたから来い」というお沙汰だったのだが、先週に続きあんまり用意できてなかった。テスト及び検証&修正に要した時間約10分、拘束時間5時間という悲しくも無駄な時間を過ごす。やれやれ、同じ会社でも担当が違うとこうも段取りが悪くなるモンかね。結局、来週また行くハメになり、往復及び世間話をあわせて10時間を無駄にした。やれやれ。
帰りに月刊オートバイを買う。今年の6月に漏れ聞いた音量規制の再強化、どうやらマジらしい。業界では比較的優等生のヨシムラのコメントですらかなり悲観的なものであり、「このままではバイクという乗り物がなくなってしまうかもしれない」とまで言っておる。まあ、それは大袈裟(と思いたい)としてもこのままではやはりリプレイスマフラー業界の先行きはかなり暗い。
いったい何でこうなるのか。やはり250のバタバタがイカンと思うんだが。前も、しかも何度か書いたが音量ではなく音質的に耳障りでウルサイのだ。さらに数が多い。おまけに遅いからいつまでもウルサイ。排気量、エンジン形式等々十把一絡げに規制する前に、頼むから250未満の自動二輪の機関部周りの改造車を車検対象にしてくれ。くそウルサイ白痴2輪荷車は一気に減るはずだ。だいたい、馬鹿音を立てて乗っているイナカモノ共で、どうしてもバイク(てかスクーター)に乗りたくて乗ってるというヤツがどれくらいいるのか。何となく便利、車より金がかからん、ちょっと流行ってる、そんな理由ではないのか。取締りが厳しくなれば「ウゼーから車にすっか」とさっさと見切って登録台数がいきなり激減するだろう。そうなったら残るのは経営が苦しくなった業界と楽しみを奪われたバイク乗り、そして無意味に厳しい規制だけだ。さらに魅力を失ってバイクを降りる連中も増えるかも知れん。暗黒時代の再来じゃ。世界トップのバイク生産国がそういう有り様というのは、かなりミットモナイと思うんだがどうよ。
まあ、少数意見にも多数派と同等の主張の場を与えた上で討論・決議を行うという民主主義制度が定着していないこの国では、残念ながらバイク乗り如きの意見が政治の場まで届く事はまずない。駐車場法の改正をみないまま駐車取締りだけ厳しくなったのはその一例である。今回の規制も多分、大きな変更がないまま通ってしまうのではないだろうか。実情を鑑みてそれに即した規制を行う、などという智恵も手間を掛ける気もない官僚や政治屋にはまず、善処など期待できない。馬鹿音バイクがいるからバイクと名のつく乗り物は全部規制、という力技というか大雑把というかいい加減というか、そういう事を平気でやってしまう。そんなアサハカな認識で法律作られたらかなわんのだけどねえ・・・ま、どーでもいいんだろうね。
やれやれ。今の(=古い)バイクを朽ち果てるまで乗る続けるしかないのかね。あ。そのうちバイクも10年目からは毎年車検になったりして。間違いなく販売台数減るワケだし、何かご褒美(買換え需要)がなきゃ業界が納得しないだろうからねえ。ハァ、つまらねえ世の中になりそうだなあ。
てかさあ、やっぱり規制が好きだし必要なんだね。この国を食い物にしてる連中は。
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